ショッパーブームが起きた90年代後半はナップザック型ショッパーの人気が高い時代でしたが、2000年代に入るとビニール素材や防水性の高い丈夫な紙袋など「肩からかけられる手提げ型」が人気となりました。
ショッパーの中には
- 体操着
- お弁当や飲み物
- ポーチ
などを入れるのが一般的で、学生たちのサブバッグとして使われる機会が多かったです。
そんな2000年代初期に人気の高かったショッパーといえば
- CECIL McBEE(セシルマクビー)
- LIZLISA(リズリサ)
- EGOIST(エゴイスト)
- COCOLULU(ココルル)
- Jassie(ジャッシー)
- BLUE MOON BLUE(ブルームーンブルー)
これらのブランドのショッパーはギャルだけでなく、多くのJK(女子高校生)JC(女子中学生)たちからも人気がありました。
CECIL McBEE(セシルマクビー)
CECIL McBEEのショップ袋は、キレイめファッションが好きな多くの白ギャルたちが憧れていたショッパー。
当時の雑誌企画「憧れのショップ袋ランキング」では2位、「好きなショップ袋ランキング」では1位となるくらいの大人気のショッパーでした。
丈夫な紙(厚紙に防水加工が施されたような素材)でできており、モノトーンの落ち着いたデザインがキレイめスタイルによく合いました。
他ショッパーに比べ小さいサイズ感も人気で、お弁当やポーチなどを入れて持ち歩くのによく使われていました。
LIZLISA(リズリサ)
LIZLISAのショッパーはパステル調のピンク×紫が目印!
姫系ギャルや甘ギャルたちからとても人気のあったショッパーです。
強度の高い不織布の素材でできており、たくさん物が入る大きめのサイズ感が魅力的!
この時代は大容量タイプの肩掛けショッパーが多かった時代ですが、その中でもとくに耐久性が高かったのがLIZLISAのショッパーでした。
かわいいだけじゃなく、強度が高い点もポイントが高く、多くの女子中高生がサブバッグとして愛用していました。
EGOIST(エゴイスト)
カリスマ店員ブームで大流行したEGOSITのショッパーは、白ベースに紫色のロゴでシンプルなデザイン。
持ち手が長い肩からかけられる手提げ型ショッパーの代表的存在です。
当時(2000年代初期)の雑誌を見ると、落ち着いたファッションを好む大人ギャルがサブバッグとして使っている姿がたびたび掲載されていました。
カリスマ店員が流行っていたこの時代、買い物帰りにこちらのショッパーを持っている子がとても多かったようです。
COCOLULU(ココルル)
サーフ系ギャルブランドの代表として長年ギャルたちから支持されていたCOCOLULUのショッパーはメッシュ素材!
ビニール素材が主流だったこの時代、メッシュ素材のショッパーは他ブランドでは見かけることがなくCOCOLULUだけだったと記憶しています。
メッシュ素材=中身が丸見え💦ですが、気にしないのか、それが良かったのかポーチなどを持ち歩く時によく使われていたショッパーです。
定番カラーは白地に赤ロゴやピンク地に黒ロゴでしたが、期間限定でネイビー地に白ロゴやカラフルなロゴバージョンなども出ていたためコレクターのように集めている子も多くいました。
Jassie(ジャッシー)
ブランド名(ロゴ)が全面に書かれている赤いショッパーでおなじみのJassieは、カジュアル系ギャルブランドとしてギャルをはじめ多くの中高生たちから人気がありました。
白×黒や、白×紫色などシンプルな配色のショッパーが多い中、Jassieのショッパーはとにかくド派手!
サブバッグとして持っているととても目立ちました。
赤いショッパーが定番カラーでしたが、期間限定で青系や緑系、オレンジ系のカラフルでかわいいショッパーも登場していました。
BLUE MOON BLUE(ブルームーンブルー)
リーフ柄が特徴的なBLUE MOON BLUEのショッパーは、筆者が中学生時代(2005年前後)、自身や周りの友達がサブバッグとしてよく使っていたショッパーたち。
サーフ系ファッションが流行っていた時代ならではのリゾート感満載のデザインがとてもかわいいですね!
どちらもビニール素材で大容量タイプのショッパーだったため、体操着やプールセットを入れるのにとても重宝しました。
茶系の方は縦長の長方形、緑系の方はやや横長の長方形のため、どちらかというと緑系の方が使いやすかったような…!?
その他人気のあったショッパー
この頃は他にも
- PinkyGirls(ピンキーガールズ)
- COCOBONGO (ココボンゴ)
- SHAKE SHAKE(シェイクシェイク)
- ROSE FANFAN(ローズファンファン)
- TRALALA(トゥララ)
- one*way(ワンウェイ)
などのショッパーが人気でした。
PinkyGirls(ピンキーガールズ)
コンサバ系ファッション、バービー系ファッション好きな白ギャルたちから絶大な人気を誇っていたPinkyGirls。
そんなPinkyGirlsのショッパーは、ヒョウ柄×バラの組み合わせでギャル要素満載ですが、ベースのヒョウ柄がパステル調の淡いカラーのため、ギャル度が抑えられておりとてもかわいいショッパーでした。
COCOBONGO (ココボンゴ)
赤地に白ロゴのCOCOBONGOのショッパーは、不織布でできており丈夫なショッパーでした。
ビニール素材の大容量タイプのショッパーが主流でしたが、COCOBONGOのショッパーはそこまで大きすぎないため、ミラーやポーチ入れ、お弁当入れとして重宝しました。
SHAKE SHAKE(シェイクシェイク)
紫ベースにオレンジ?黄色?のロゴで有名なSHAKESHAKEは2000年代初期に人気のあったブランド。
体操着などを入れて持ち歩く時に使われていました。
ROSE FANFAN(ローズファンファン)
ROSE FANFANのショッパーは、全面ピンクのヒョウ柄がプリントされておりギャル心をくすぐるとってもかわいいショッパーでした。
ROSE FANFANでは、ショッパーと同じピンクのヒョウ柄グッズ(タオルやポーチなど)がたくさん売られていたため、ピンクのヒョウ柄アイテムを集める子もいました。
TRALALA(トゥララ)
LIZLISAの姉妹ブランドだったTRALALAのショッパーは、光沢感のある不織布素材で作られたショッパー。
光の反射でオーロラのようにきれいな色味になるところが魅力的でした。
one*way(ワンウェイ)
清楚系ギャルたちから人気のあったone*wayのショッパーはエメラルドブルーのようなきれいな緑系のショッパー。
不織布をコーティングしたような、ハリがありやや固めの素材でできていたため、とても頑丈なショッパーでした。