2010年頃になるとより強度の高い不織布や耐久性のあるビニールや紙を使った実用性の高いショッパーたちが続々と登場。
中でも
- LIZLISA(リズリサ)
- Ank Rouge(アンクルージュ)
- RODEOCROWNS(ロデオクラウンズ)
- d.i.a.(ダイア)
- LIPSERVICE(リップサービス)
- rienda(リエンダ)
などのショッパーが人気でした。
LIZLISA(リズリサ)
姫系ギャルや甘ギャルから大人気のLIZLISAのショッパーは、パステル調のピンク×紫が目印!
2000年代初期から変わらぬかわいらしいデザインで、2010年以降も多くの姫系ギャル・甘ギャルたちから支持されていました。
そんなLIZLISAのショッパーは、不織布の素材でできていて肩紐が長め、そして大容量タイプの肩掛けショッパー。
強度が高く、雨に塗れても大丈夫なため、日々の天候を気にせず使うことができました。
ギャルだけでなく、体操着入れとして使う女子中高生も非常に多かったです。
Ank Rouge(アンクルージュ)
ギャルブロガー兼Popteenモデルとしても活躍されていたおかりえちゃん(松岡里枝ちゃん)プロデュースのブランドとして十代の甘ギャルを中心に絶大な人気を誇っていたAnk Rouge。
そんなAnk Rougeのショッパーは普通のビニール素材とは違い、強度のあるビニール素材でできていました。
茶色×ピンクベースにアンティーク調のイラストが散りばめられていて、見た目がとてもかわいいですね!
こちらのショッパーは、制服時だけでなく私服時にもサブバッグとして愛用している甘ギャルが多くいました。
RODEOCROWNS(ロデオクラウンズ)
カジュアル好きのギャルたちから人気のあったRODEOCROWNS(通称:ロデオ)のショッパーは黒地に白ロゴでモノトーンの落ち着いた印象のショッパーです。
不織布の素材でできており、荷物がたくさん入るトートバッグのようなデザインのショッパーでした。
ロデオのショッパーの最大の魅力は“ファスナー付き”ということ!✨
他ブランドではあまり見かけない“ファスナー”が付いているため、中身が見えない点がとても魅力的でした。
普通のショッパーはサブバッグとして使われる機会が多かったですが、ロデオのショッパーは大きめのトートバッグ代わりにメインバッグとして使うことができました。
お泊り会やプチ旅行の荷物入れ(ボストンバッグ代わり)にも重宝しました。
d.i.a.(ダイヤ)
黒ギャルたちから絶大な人気を誇っていたd.i.a.のショッパーは、茶色の紙袋タイプが通常でしたが、期間限定で布タイプや不織布タイプが登場!
期間限定のショッパーは紙袋タイプよりもサイズが大きく、“ファスナー付き”✨
素材も布や不織布のため、とても頑丈でした。
そのため、サブバッグというよりもメインバッグとして愛用している黒ギャルが多数いました。
期間限定ショッパー欲しさにいつも以上に買いまくるギャルもいたとか!?(←あ、これ筆者です…。)
この時代の黒ギャルにとってd.i.a.の期間限定ショッパーを持つことはステータスだったように思います。
d.i.a.は他ブランドに比べて店舗数がかなり少ない&人気すぎて期間限定ショッパーはすぐになくなる傾向にあったから期間限定ショッパーを持っているといいな~って羨ましそうに見られることが多かったんだよ!
LIPSERVICE(リップサービス)
お姉系ギャルから人気のあったLIPSERVICEのショッパーはバイカラーでシンプルかつおしゃれ。
丈夫な紙(厚紙に防水加工が施されたような素材)でできており、モノトーンの落ち着いたデザインがキレイめスタイルによく合いました。
LIPSERVICEは十代(学生)よりも二十代の大人ギャルたちから人気の高いブランドだったため、こちらのショッパーは学校よりも渋谷で持っている子を見る機会が多かったです。
メインバッグが小さい時のサブバッグとして、主にメイクポーチや飲み物を入れるのに使われていました。
rienda(リエンダ)
LIPSERVICEと同じくお姉系ギャルたちから人気のあったriendaのショッパーは、リエンディ柄(マーブル模様)が目を引く上品なデザインのショッパーです。
丈夫な紙(厚紙に防水加工が施されたような素材)でできており、ブランドオリジナルのマーブル模様がフェミニン系ファッションによく合いました。
大きすぎずちょうどいいサイズ感でメイクポーチや飲み物を入れて持ち運ぶのに重宝しました。
持っているだけで一目置かれるこちらのショッパーも渋谷の街で見かける機会が多かったです。
その他人気のあったショッパー
この頃は他にも
- onespo(ワンスポ)
- ヴィクトリアズ・シークレット(ヴィクシー)
- ANAP(アナップ)
- MARS(マーズ)
などのショッパーが人気でした。
onespo(ワンスポ)
マリン系ファッションやドーリー系ファッションで多くの甘ギャルたちから支持されていたonespo。
そんなonespoのショッパーは黒地に白と赤のマークでスポーティーな印象のショッパーです。
やや厚手の紙袋タイプのため、上記でご紹介したブランドのショッパーにくらべ強度はありませんが、onespo大好きな子がサブバッグとして愛用していました。
ヴィクトリアズ・シークレット(ヴィクシー)
アメリカ発祥のランジェリーブランドとして知られているヴィクトリアズ・シークレット(通称:ヴィクシー)。
そんなヴィクシーのボディミストやボディバター、水着などはギャル人気が高く2010年代多くのギャルが愛用していました。
店舗が渋谷109にあったわけではないのですが、ネットや海外旅行へ行った時手に入れていたのか、ヴィクシーのショッパーを持ち歩いている子もよく見かけました。
109系ブランドのショッパーではないのに、ヴィクシーのショッパーが人気だったのは白×ピンクのストライプ柄がバービーっぽくてかわいい!
周りの子と被りたくないけどかわいいショッパーを持ち歩きたい!という子たちから流行ったのではないかなと思っています。
ANAP(アナップ)
B系ファッションやカラフルなカジュアルファッションで使える洋服が安く売られていたANAP。
そんなANAPのショッパーは、濃いピンク地に黒ロゴの手提げ型ショッパー。
薄手のビニール素材のショッパーだったため、スーパーのビニール袋代わりに使われることが多かったような…
海やプールなどへ行く時、大容量タイプのショッパーの中に着替えを入れる袋(小物を入れる用の袋)としてよく使われていたと記憶しています。
MARS(マーズ)
姫系ギャルやアゲ嬢系ギャルたちから人気のあったエロかわファッションで有名なMARS。
そんなMARSのショッパーは、マーブル模様にバラが組み合わされているとても華やかなデザインのショッパーです。
メイクも髪の毛も盛り盛りのギャルたちがよく持っていました。