「ラメマスカラ」を下まつげに付けてデカ目効果を倍増させるのも流行っていたみたいなんだけど知ってる人いる~?
あゆ風ギャルメイクとは?
- ベースメイクは触れたくなるようなふんわりとした「マシュマロ肌」
- ハイライトを鼻筋に入れ、鼻を高く見せる
- ノーズシャドウは鼻筋の横あたりに入れる
- チークはピンク色をふんわりと入れる
- 眉毛はキリっとしたつり眉。髪色と合わせるとGOOD!
- 目元は黒色のアイラインと長いまつげで強調させる
- 口紅はベージュ系でツヤのある唇に仕上げる
あゆ風ギャルメイクは、“あゆ”こと歌手の浜崎あゆみさんを意識したギャルメイクのことを指し、2000年代初頭に流行しました。
このメイクの特徴は、全体的にベージュ系で統一したヌーディーメイク()であること。
ヌーディメイク・・・素肌に近く、肌馴染みの良い「ベージュ系カラー」をメインに使って仕上げるメイクのことです。
色味をほぼ使わないメイクのため、落ち着いた大人っぽい印象になります。
ベースメイクはマシュマロ肌
マットすぎず、ツヤがある程度感じられるようなベース作りが重要でした。
パウダーファンデーションより、リキッドファンデーションの方が綺麗なツヤ肌を演出できるとされていました。
マシュマロ肌・・・マシュマロのように柔らかそうな白い肌のこと。
思わず触れたくなるようなふんわりとした印象を与えてくれます。
鼻筋や頬にハイライトを入れる
ハイライトは、ツヤ肌に仕上げるためには必要不可欠。
あゆのような立体感のある顔立ちを演出するために、鼻筋や頬にハイライトを仕込むギャルが多くいました。
鼻筋横にノーズシャドウを入れる
眉頭から鼻筋横にかけてノーズシャドウをしっかり入れます。
そうすることで立体感が生まれ、あゆのような高い鼻筋を演出することができました。
チークはピンク色
チークはピンク色が人気!
主張させないようにふんわりと入れることがポイントした。
眉毛は柔らかい印象のつり眉
眉毛は、キリッとしたつり眉が特徴的です。
眉頭は太めに書き、眉尻に向かって細く書きます。
これまでのギャル(90年代のギャル)は、ペンシルタイプのみで眉毛を描いていましたが、この頃からパウダータイプも使用するギャルが増えてきました。
パウダータイプが浸透してきたことにより、眉毛の輪郭をぼかすテクニックを使う子が増え、以前よりも柔らかい印象の眉毛に仕上がっていました。
また、あゆ風ギャルは金髪ヘア率が高かったため、明るい髪色に合わせ、眉毛の色も明るい茶色系に統一されていました。
アイメイクはまつ毛とアイラインがポイント
あゆといえば大きな目がチャームポイントですよね!
彼女のようなぱっちりとした目元を手に入れるためにはアイメイクがとても重要でした。
アイシャドウはベースと馴染むベージュ系のシャドウ(パール入り)や白シャドウを塗り、黒色のアイライナーで目の上下を細く囲みます。
その後、マスカラをたっぷりと塗り一本一本のまつ毛を長くしたら完成です。
アイメイクの中でも特に押さえておきたいポイントは、長いまつ毛で目を強調させること。
マスカラ下地を含め3~4種類のマスカラを重ね塗りしてまつ毛の長さとボリュームをUPさせていました。
また、つけまつ毛を取り入れてあゆのような長いまつ毛を再現している子もいたとか!
口元はベージュ系でツヤのある唇に仕上げる
あゆ風ギャルメイクでは唇の色味を主張させません。
ベージュやピンクベージュの口紅を塗り、その上にグロスを重ね塗りすることで、乾燥知らずのツヤ感のある唇に仕上げることができました。
口紅はクレージュの「305」や「306」、グロスは「ピンク」や「透明」が人気でした!
この頃のメイクは、目元を強調するために唇の色味は消し、ツヤ感だけを残すことがポイントでした。
唇の赤みを消すために、コンシーラーを塗ってから口紅→グロスって重ね塗りしている子も多かったよ!
あゆ風ギャルメイクは90年代のコギャルメイクとは違い、ギャルだけど上品な雰囲気があります。
目元を強調するメイクのため、とても愛らしい印象になり男ウケ女ウケ共に良かったのではないかなと思います。