コンシーラーが口紅の代わりに使われるようになったのは、とあるギャルモデルさんが(コンシーラーを)口紅と間違えて使っていたことがきっかけなんだって!(諸説あり)
その子はコンシーラーを知らなくて、形的に口紅でしょ!って使っていたらしいよ😂
マンバたちの時代(90年代後半)は肌が黒ければ黒いほど良い時代。
そのため、ベースメイクは焦げ茶色に近い小麦肌が主流でしたが、意外にも顔は焼かずにファンデーションやフェイスパウダーで小麦肌を演出する子が多くいました。
顔を焼かなかった理由は、化粧ノリが悪くなるから。
焼くと肌が乾燥し、化粧のノリが悪くなる→盛れない→焼くのは控えよう!
という考えから焼かない子が多かったようです。
紫外線による肌のダメージを懸念して…ではないあたりがギャルらしいですね
マンバたちの間では、MACの黒肌用ファンデーション(パウダータイプ)や「資生堂のブロンズブロンズ」というフェイスパウダーが人気でした。
眉毛の形は細く、45度くらい角度をつけて描きます。
ペンシルタイプであまり存在感を出さないように、薄く仕上げるのがポイントです。
数多くあるアイブロウペンシルの中でも「資生堂のアイブロウペンシル」は1本200円とコスパが良く、多くのマンバやギャルたちが愛用していました。
鼻筋のハイライトは普段メイクの4倍くらい濃く!白浮きするくらいとにかく濃く塗るのが良いとされていました。
より白く発色させるために白色のアイシャドウをハイライト代わりに使う子が多く、むしろ本物のハイライトを使っていた子いた!?って聞きたくなるくらい「ハイライト=白シャドウ」が浸透していました。
鼻筋をより際立たせるために、眉頭~鼻筋横にかけて濃くシェーディングを入れます。
シェーディングは入れなくてもいいですが、入れた方がより鼻筋がくっきりとなるため、多くのマンバがハイライトとシェーディングをセット使いしていました。
マンバメイクといえばパンダのように白黒の目元が印象的ですよね!
まずは、クレージュの白シャドウorキャンメイクの白色コンシーラー(キャンメイクカラースティック05)で目の周りを一周囲みます。
その上からまぶた全体に黒色のアイシャドウを重ね塗りし、アイラインやつけまつげを付けてパンダメイクが完成します。
アイメイクのポイントは「黒でたれ目を作ること」です。
黒シャドウやアイライナーでたれ目を演出し、パンダのような垂れていてかわいい目元を再現していました。
※アイメイクの詳しい手順は記事後半の2.マンバのアイメイク手順の項目で説明しています。
アイメイクが一通り終わったら目の下に大量のシールを付けます。
シールはラインストーンやハート型・星型・イニシャルなどさまざま!
大きいサイズのシールはアイプチ()で粘着力をUPさせて貼り付けます。
基本的に使い捨てになるため、その日の気分に合わせてシール選びをする子が多くいました。
アイプチ・・・二重まぶたをつくるための液体ノリのような化粧品のこと。
一重から二重になれるだけでなく、二重の幅を変更したい時やつけまつげの接着剤としても使えるため多くのギャルが愛用していました。
マンバといえば、異様なくらい白い唇も特徴的ですよね!
赤い唇を真っ白くするために、白色のコンシーラーをとにかく塗りまくります。
以上です!口紅やグロスは使いません!
マンバたちにとって「リップ=コンシーラー」だったようで、アイメイクでも使っていたコンシーラーをリップ代わりに使用していました。
コンシーラーはキャンメイクの白色(キャンメイクカラースティック05)が人気で、マンバメイクには欠かせないアイテムとして有名でした。
コンシーラーが口紅の代わりに使われるようになったのは、とあるギャルモデルさんが(コンシーラーを)口紅と間違えて使っていたことがきっかけなんだって!(諸説あり)
その子はコンシーラーを知らなくて、形的に口紅でしょ!って使っていたらしいよ😂
白シャドウor白色コンシーラーを目の周り(広範囲)に塗ります。
白シャドウはクレージュ(品番:70番 パールホワイト)、白色コンシーラーはキャンメイク(カラースティック05)が人気でした。
目の上は瞼~眉下まで、目の下は約1㎝幅で塗ります。
次に目頭~頬骨 (斜め下)に向かっても薄く広く塗ります。
続いて黒色のアイシャドウを二重線のあたりまで塗ります。
マンバメイクは黒でたれ目を演出するため、目尻の方はたれ目になるように塗っていきます。
黒シャドウは「テスティモ カラーアイズBK-04」が人気!
マンバならみんな持ってる!レベルでマンバたちにとって欠かせないコスメでした。
アイシャドウは白×黒だけ!という子も多かったですが、オレンジやピンクのカラーシャドウをワンポイントとして入れる子も!
これはギャル雑誌eggの元モデル「かぁ~たん」がマンバ時代にオレンジやピンクのカラーシャドウを取り入れていたことから広まりました。
※こちらは一部のマンバがしていた工程です。大半のマンバは白×黒だけしか使っていませんでした。
ギャルと言えば白いアイライン!
シャドウで白く塗った涙袋部分に、白いペンシルを重ね塗りすることでさらに白く!
とにかく白く塗ることでギャル度をUPさせていました。
アイラインはリキッドタイプで目の周り全体を囲うように引きます。
目尻部分をたれ目になるように描くことがポイントです!
リキッドタイプのアイライナーは
などが人気でした。
アイラインを描き終えたら、下まつげを数本手書きで描いていきます。
上はつけまつげを付けますが、下は手書きするのが一般的でした。
バサバサのつけまつげにアイプチを塗り、目元に付けます。
自まつ毛に比べ、つけまを付けると目力が増すため多くのマンバが取り入れていました。
先ほど白シャドウor白コンシーラーを塗った目頭~頬骨(斜め下)部分にシルバーのラメシャドウを重ね塗りし、キラキラ感をUPさせます。
キラキラ感をUPさせた目元(目の下)に大量のシールを貼って顔をデコったらマンバのアイメイク完成です!
シールは基本的に使い捨てで、ネイル用のシールや、カラフルなシールをその日の気分で使っている子が多かったです。
大きめのシールは粘着力を上げるためにアイプチを塗ると、取れにくくてGOOD!と言われていました。
平成ギャルの中で最も派手だったマンバ。
彼女らのメイクには「ぼかす」「馴染ませる」というテクニックは無縁で、むしろコントラストがはっきりしていた方が良い!とされていました。
また、つけまつげが使われるようになったのもマンバたちの頃から!
90年代ギャルはマスカラを重ね塗りすることで目力をUPさせていましたが、マンバが流行していた2000年代初期頃になるとマンバだけでなく多くのギャルがつけまつげを取り入れるようになっていきました。