2000年～2010年頃に流行った『ギャル語』!意味から使い方までを一挙紹介!

「ミーティング（meeting）」の略。

つまり、「会議」「打ち合わせ」などを指しています。

主に、ギャルサークルにおける活動の一環として使用されることが多いです。

「ミーツ」をおこない、近況報告や今後の予定などを話し合います。

「メンバーのみんなが集合したら、ミーツ始めるよ」

「このメンバーでは初ミーツだね」

Aちゃん：「明日の待ち合わせは19時で良い？」

Bちゃん：「19時ね！OK牧場！」

ブログや電子掲示板のスレッドにコメントを書き込む時に使用するのが一般的。

基本的には文のはじまりに使用します。

• 「初カキコ」→（初めてコメントする時の「初コメ」と同じようなニュアンス）
• 「記念カキコ」→（コメントの書き込みを記念に残しておきたい時）

「ダーリン」の略。

つまり、恋人や夫を意味します。

恋人や夫に呼びかける際に使用するのが一般的。

また、恋人や夫のことを第三者へ紹介する際にも使用されます。

「ダァ、早く起きて～！」

「私の大好きなダーを紹介するね」

計画を立てずに、集合した時にその場の状況で予定を決めたい時に使用

（思いつきで行動をするため、グダグダになることもありました）

Aちゃん「明日13：00集合！どこ行こうか？」

Bちゃん「場面で決めよ～」

「しらばっくれる」の略。

「とぼける」「知らないふりをする」「逃げる」といった意味があります。

「午後からの授業、ばっくれるつもりだよ」

「バイトの新人がばっくれたせいで、休みがなくなったー」

「気後れする」「おじけづく」「気持ちが萎縮する」といった意味。

「ビビる」の「ビビ」は大地や物の震動音を表現しており、それに対して尻込みをすることを指しています。

また、「ビクビクする」の略とも言われています。

※語源には諸説あります。

突然の大きな物音などで驚いた際に、「ビビった～」と使用されることが多いです。

また、恥ずかしさや怖さから、気持ちが萎縮してしまう際にも使われます。

「雷の音は、マジでビビる」

「人前で歌うなんて、ビビってできないよ」

言葉を濁したい時などに使われることが多いです。

また、そうでないときでも軽いニュアンスで使う場合もあります。

「カッコ良くない的なこと言ってたけど、実際に見たらカッコイイじゃん」

「付き合おう的なことを言われたけど、その後のアクションが全くないんだよね」

気分が落ち込んだ時や悲しい時など、ネガティブな気持ちを表す際に使用することがほとんどです。

なかには、「ガンガン」と「萎える」を組み合わせた「ガン萎え」を使用する若者もいました。

「せっかく楽しみにしてたデートがなくなって、萎えた～」

「いつの間にか3㎏増えてた…。マジで萎える」

2つの意味があり、以下の様子を表しています。

• いつもよりメイクが上手くできた時。
• プリクラや写真に写っている自分が、本来の自分よりも可愛く撮れている時。

いつもの自分よりも可愛いと思った時に使用。

それに加え、キャバ嬢のように髪の毛を巻いたり逆毛を立てて高さを出したりすることを「髪を盛る」「盛り髪」と言い、多くはギャル雑誌で用いられました。

お笑い芸人が使っているような、会話の終わりに「からの～？」と言うことで、逆転の発想でおもしろい発言を狙うといった使い方があります。

しかし実際はあまり深い意味はなく、どんな状況にも使えるので乱用されていることが多いです。

たとえば、「〇〇行ってきた、そしてこのあとは〇〇に行く」といった状況を「からの～」を使用することで簡易的に伝えられます。

プリクラの落書きでもよく使用されている便利な言葉です。

＜会話の場合＞

Aちゃん「昨日好きな人とデートしたんだ～」

Bちゃん「へぇー！からの～？」

＜プリクラの落書きの場合＞

買い物👗からの～　カラオケ🎤からの～　赤から🍴

「何度も勧誘の電話がきてムカTK」

「最近良いことがなくてムカTK」

「ガチンコ」を簡略化したもので、「真剣」「本気」「真面目」といった意味があります。

主に相撲やプロレスなどで使われていた、「真剣勝負」を指す「ガチンコ勝負」から来ていると言われています。

「受験に向けて、これからガチで勉強するわ」

「ガチでダイエットしないと夏までに間に合わないよー」

人や物事に対して、素晴らしいと感じた時に使うことが多いです。

アイドルの握手会などで、よく「神対応の〇〇ちゃん！」といった言葉を耳にすることがありますが、「対応が素晴らしい〇〇ちゃん」という意味が込められています。

「このスイーツ、美味しすぎてめっちゃ神！」

「このイケメン俳優の横顔が神ってる」

ブログなどでは、文章のはじまりに書かれていることが多いです。

「お疲れさま！」といった意味合いではあるものの、「こんにちは」「ヤッホー」など、あいさつ代わりとしての役割も担っています。

• 「今日も1日おつにゃん！」
• 「おつにゃん！明日の映画楽しみだね～！」

英語の「now（ナウ）」を、日本語に書き換えた言葉。

「今」「たった今」を意味します。

「地元の友だちとパーティーなう」

「飛行機で沖縄に向かってるなう」

英語の「was（ワズ）」を、日本語に書き換えた言葉。

「～だった」など、過去にあった出来事を意味します。

「なう」と同じように、「わず」も語尾に使用するのが一般的。

「〇〇してきた」「〇〇に行ってきた」といった、過去形の表現として使われます。

「おしゃれなカフェでランチわず」

「午前中はジムわず」

英語の「will（ウィル）」を、日本語に書き換えた言葉。

「～するつもり」といった、未来のことを指します。

ブログや落書きなどで使用することが多かったです。

語尾に「うぃる」を付け加えることで、「〇〇をする予定」「〇〇に行くつもり」といった意味になります。

「バイト終わったらカラオケうぃる」

「ディズニーランドでWデートうぃる」

「ゲット（get）」の語尾に「ン」を付け加えた造語です。

つまり、「手に入れる」「得る」といった意味があります。

人から何かをもらったり、欲しいものが手に入った時などに使われます。

また、SNSやメールなどでは、「ゲットン」の「トン」を「㌧」と表記することもありました。

「1万円のコートを5,000円でゲットン」

「クレーンゲームで可愛いぬいぐるみをゲッ㌧！」

「～について」という意味。

意味合いとしては、ビジネスでもよく使われる「〜の件」と同じです。

ブログのタイトルや、掲示板のスレッドタイトルなどで、何かの要件を話題にする際に使われます。

「～な話」「～なこと」に置き換えて使われることが多いです。

「彼氏の寝顔がかわいすぎな件」

「今年のクリスマスも一人ぼっちな件」

「リアル（現実）での生活が充実している」を略した言葉。

恋人がいて幸せそうな人や、大勢の仲間に恵まれて毎日楽しそうな人などを指します。

以前は嫉妬や妬みとして使用されることがありましたが、今ではポジティブな意味合いとしてよく使用されます。

「リア充＝恋人がいる」ではないので注意しましょう。

リア充の判断要素は、恋人のほかに「友人・家族・仕事・趣味」などがあります。

Aちゃん：「アイツ今日も彼女と一緒に帰ってたぞ～」

Bちゃん：「リア充してんな～」

Cちゃん：「あの人は趣味が多くて忙しいらしい」

Dちゃん：「リア充いいな～」

• 「うまし」→「うまい」
• 「やばし」→「やばい」
• 「たしかし」→「たしかに」

といった意味。

「このパンケーキ、マジでうましなんだけど」

「終電を逃して家に帰れなくなった〜！やばし」

• 「かわいい」を強調する際は「鬼かわいい」
• 「やばい」を強調する際は「鬼やばい」

このように「鬼」を付け加えることで、後に続く言葉を強調することが可能です。

「マジ」「超」「激」などと似ている言葉ではありますが、なかでも「鬼」は最上級を指し示す言葉として使用されます。

「この数学の方程式、鬼むずくね？」

「次のテストで赤点取ったら、鬼やばい」