スウェットの中でもとくにPLAYBOYの黒色は人気すぎてなかなか手に入らないアイテムだったよ!ギャルじゃない中高生の間でも流行ってたよね~
着ぐるみを着ているギャル「キグルミン」の流行が廃れ始めた2005年頃。
ギャルをはじめ多くの中高生の間で「スウェット族」呼ばれるファッションが流行しました。
さらに2年後には「ジャージ族」と呼ばれるスタイルも流行しました。
今回はそんな「スウェット族」「ジャージ族」について詳しく解説していきます。
ギャルのラフ着はスウェット・ジャージ!!
2005年頃からギャルをはじめ多くの中高生の間で「PLAYBOY(プレイボーイ)」や「ユニクロ」のスウェットにキティちゃんの健康サンダル(通称:キティサン)やクロックスを履く「スウェット族」と呼ばれるスタイルが流行りました。
その後2007年頃からはadidas(アディダス)やNIKE(ナイキ)などのスポーツメーカーのジャージにキティちゃんの健康サンダル(通称:キティサン)やクロックスを履いて遊びに行く「ジャージ族」と呼ばれるスタイルが流行りました。
着こなし方は
- セットアップで着る
- 上はロンT、下がスウェットorジャージ
- 制服のスカート下にスウェットを履く
地元の友達と遊ぶときはだいたいスウェットやジャージが定番でした。
スウェット族・ジャージ族のファッション
ここではよく見かけたスウェット・ジャージの着こなし方を3コーデご紹介します。
PLAYBOYのスウェット×キティサン
当時(2005年頃)スウェットといえば「PLAYBOY」というくらい大大大人気だったPLAYBOYのスウェットを上下着て、足元にキティサン(キティちゃんの健康サンダル)を履くスタイルは、主に夜遊びに行くときに着られていました。
当時、寝間着としてスウェットを着る若者も多くいたため、ふらっとコンビニまで行くときにスウェットのままで歩くという子も多かったです。
高校の修学旅行時、クラスの女子の大半がスウェットで中でもPLAYBOYのスウェットを着ている子はみんなから羨ましがられるという現象も起きていました。
上はロンTで下がスウェットorジャージ
トップスは私服(ロンTやTシャツ)で下にスウェットやジャージを履くスタイルもギャルを始め多くの女子高生から人気がありました。
これは夜地元をふらつくコーディネートというよりは、昼間にあえてスウェットを履いて遊びに出かける、おしゃれファッションの一つという感覚の子も多かったはず。
友達と遊ぶときにスウェットでおソロコーデをし、プリクラを撮ったりファミレスで語ったりしていました。
スウェットはグレー、ジャージは紺色にライン入りのものが人気で、足元はキティサンやクロックスでとにかくラフに仕上げるのがポイントでした。
スウェットはPLAYBOYやユニクロ、ジャージはPUMAが人気だったよ。
PUMAのジャージは「プージャ」なんて呼び方もされていたよ!
制服の下にスウェットorジャージで防寒対策
2005年以降、冬になると防寒対策として制服のスカートの下にスウェットやジャージを履くスタイルも流行りました。
学校帰りの駅のホームでわざわざスウェット履いてたな~😂
今見ると全体的にダサい…と思いますが、当時はこれがイケてる!と思い、全力でスウェットファッションを楽しんでいました。
流行ったアイテム
キティサン・便サン・クロックス
スウェット族・ジャージ族の足元は、「キティサン」こと「キティちゃんの健康サンダル」や「便サン」こと「便所(トイレ)サンダル」、クロックスサンダルが定番!
ギャルやヤンキーだけでなくこの時代の女子高生の多くが持っていたのではないでしょうか?
ディズニーレザーブレス
ディズニーランドで作ることができた名入りのレザーブレスレットは、関東中心にギャルや女子中高生に流行っていたアイテム。
カップルや友達同士がお互いの名前を入れて作ることが多い中、「ALBA」と「ROSA」に分け当時大人気だったALBAROSAのブランド名を入れていた子も!
腕につけるだけでなくスクバ(スクールバッグ)につけるスタイルも流行っていました。
ご当地ストラップ
ギャルをはじめ多くの中高生に人気だったのが、「ご当地キティちゃん」や「ご当地カトちゃん」など地域限定のキャラクターストラップ。
筆者の周りでは、旅行へ行ったら自分用にも友達へのお土産用にも「ご当地ストラップ」を買うのが当たり前!なくらい大流行していました。
ケータイにじゃら付けする子もいれば、コレクションとして集めている子も!
100個以上集めていたという強者もいます!
一時期、原宿の竹下通りで全国の「ご当地キティちゃん」や「ご当地カトちゃん」が買えるお店ができていてめちゃくちゃ興奮した覚えがあるな~
画嬢(パネェ画・ポエム画・ペア画など)
この時代(2005年前後)、ギャルをはじめ多くの若者たちの間で「画嬢」が流行しました。
画嬢とはゴテゴテにデコってある加工画像のことで、主にケータイの待ち受け画像として使われていました。
黒背景に白文字で「パネェくらい愛してる」など「パネェ」から始まる言葉が書かれている「パネェ画」。
パネェ画
ポエムやアーティストの歌詞が書かれている「ポエム画」「歌詞画」。
ポエム画
カップルがよく使っていた「ペア画」など様々な画嬢が流行していました。
ペア画(彼女用・彼氏用で2枚に分かれています)
アラサー・アラフォー世代のみなさんも待ち受け画面に設定していたのでは!?
カップルのペア画嬢はま・じ・で、羨ましかったな~
画嬢の中には恋愛運アップに効果的!と言われている画嬢もあったよね!?
たしか~当時大人気だったケータイ小説「恋空」の名言が書かれている画嬢や、本の間に丸いリングを置き、影でハートマークが作られている画嬢とかが恋愛運アップに効果的って言われていた気がする!
今では見かける機会が少なくなったスウェット族・ジャージ族ですが、当時はギャルだけでなくヤンキーや多くの中高生もしていた地元着です。