◯◯デート
カップルでプリクラを撮るときはもちろん、友達同士でも関係なく使用されていた落書きです。
たとえば、友達と買い物に行ったら「買い物デート♡」、映画を見に行ったら「映画デート♡」など、幅広く使用できるのでとても便利でした!
IN〇〇
「IN 渋谷」や「IN SHIBUYA」などのように、遊びに行った場所(行先)を書くときに「IN」をつけて書くのが流行りました。
〇〇からの〇〇
たとえば「ドンキからのカラオケ〜!」など、一日の予定の流れを落書きとして書く時によく使われていました!
これから〇〇・〇〇行ってきた
使い方としては、「これから飲み!」「カラオケ行ってきた!」などが一般的。
友人と遊んだときの記念として、その日の予定を落書きで報告するのが主流でした。
バカ仔・バカ上等
「バカ仔」=「バカな子」
そんなに「バカ」をアピールしなくても…と感じてしまいますが・・・
「テンションの高い私たち」という意味合いも兼ねて書かれていたと思われます。
〇〇夫婦・〇〇夫妻
カップルでプリクラを撮るときによく使われていたフレーズです。
相合傘のイラストもお決まりの落書き。
彼氏持ちの子にしか書けない落書きのため、友人カップルのプリクラを見て「〇〇夫妻」と書いてあると、うらやましく思った記憶があります。
愛してる・LOVE・ラブラブ
とにかくラブラブ度をアピールする落書きで、「チュープリ()」の時にもよく使われていましたね。
友達との仲の良さをアピールするために書かれることも多かったです。
「ラブラブ」をアレンジして「ラボラボ」なんて言葉も。
書き方もさまざまで、ひらがなで「らぶらぶ」と書いたり、「ラブ×2」や「ラブ②」と書いたりもしていました!
.チュープリ・・・恋人同士がキスしながらプリクラを撮ること。多くのカップルにとって定番のポーズ!?でした。
記念日
「今日で付き合って10日♡」「デート3回目♡」のように、まるで毎日が記念日のように「記念日」という言葉を乱用していました。
彼氏(彼女)募集中
現在フリーであることをアピール!
なつかしの前略プロフィール()やmixi()における、自身のアイコンとして設定している子も多かったのでは…。
「募集」をひらがなで「彼氏ぼしゅー」と書くこともありました。
.前略プロフィール・・・自分のプロフィールを紹介するウェブサイトサービスの名称。
「前略プロフ」と呼ばれており、2007年頃に大流行しました。
.mixi・・・当時流行っていたSNSの名称。
前略プロフと同じようにプロフィールを書けたり、Twitterのように日常をつぶやいたり、自身の関心のあるコミュニティに参加して見ず知らずの人たちと交流できたりと当時とても便利なSNSとして人気を博していました。
〇〇組・〇〇同盟・〇〇コンビ
仲の良い友達グループに名前をつけ、〇〇組。
2人の時はお互いの名前を書き、その後ろに同盟やコンビを書いたりしていました。
ちなみに、「〇〇家」なんて言葉もありましたね…。
「なつかしい!と感じる数々の言葉。
改めて見てみると、「恥ずかしい」「痛い」と感じるものが多いかもしれないですね!
当時は、ドラマ「ごくせん」や「木更津キャッツアイ」などの影響により、友情の強さや絆を好む傾向にあったため、友人との仲の良さをアピールするような言葉が多く存在していました。
2000年代は学園ドラマが多かったことも影響していますね。
また、シンプルな落書きよりも、派手に仕上げるのが主流で、落書きのセンスも問われていました。
今の若者は、スマホで撮影するのが当たり前になっているので、プリクラを撮る機会も減少しているのだとか。
プリクラを撮る場合は、落書きせずにシンプルに仕上げるのが今どきのようです。
今の若い子にとって理解しがたい言葉が多くあったかもしれませんが、「こんな時代もあったんだな~」と面白おかしく感じてくれれば幸いです!