クレージュ アイシャドウ
こちらのアイシャドウは、90年代のコギャルや2000年代初頭のガングロギャルたちの間で愛用されていたアイテムです。
コギャルやガングロギャルの時代は、目元を白シャドウで華やかにするメイクが人気だったため、多くのギャルたちが白シャドウを持っていました。
中でもクレージュの白シャドウはパール入りで、塗るとパールの光沢感で目元がより一層華やかになりました!
こちらのアイシャドウは目元用としてだけでなく、ハイライト代わりに鼻筋や目の周り(広範囲)にも使うことができた優れもの!
当時のギャル雑誌を見てみると、人気モデルたちも愛用しており、雑誌でも度々掲載されていたアイテムです。
クレージュ アイシャドウトリオ
上記でご紹介したクレージュの単色アイシャドウと並んで人気だったのが3色パレットになっているアイシャドウです。
こちらのアイシャドウの魅力は、
- クリームタイプのアイシャドウが入っているところ
- グラデーションカラーを作ることができるところ
です。
クリームタイプのアイシャドウをアイシャドウベース(下地)として塗っておくと、その上に重ね塗りしたアイシャドウの発色が良く、色持ちもよくなります。
この時代、クリームタイプのアイシャドウがあまりなかったことと、ひとつのパレットで簡単にキレイなグラデーションを作ることができたため、ブルー系やブラウン系の3色パレットはとても人気が高かったです。
KATE フラッシュクラッシュ BU-1
90年代~2000年代初頭の平成ギャルたちにとってカラーシャドウの代表!といえば「ケイト(KATE) フラッシュクラッシュシリーズ」ではないでしょうか?
ブラウン系・ブルー系・グリーン系・シルバー系・ゴールド系などカラーバリエーションが豊富でしたが、中でもブルー系(BU-1)が大人気!!
90年代~2004年頃まで長きに渡って人気のあったカラーシャドウのため、この時代のギャルならみんな持っていたといっても過言ではないアイテムです。
こちらのアイシャドウの特長はとにかくラメ感が強いこと!
真中の白シャドウはパール入り、右側のシルバーにはギラギラのラメ入りで、塗ると一瞬にして目元を華やかにすることができました。
(時間が経つと目元のラメがどんどん落ちていき、顔面全体がキラキラになってしまうこともあったとか😂)
発売してすぐに話題のコスメとなり、発売から2ヵ月で100万個を売り上げたのだとか!
当時のギャル雑誌を見ると、メイク企画では頻繁に登場するアイテムでした。
平成ギャルの懐かしコスメの代表的なアイテムの一つですね!
FSP(フリーソウルピカデリー) アイデザイニング12-001(白)
FSP(フリーソウルピカデリー)の白いアイシャドウは、2000年頃のeggモデルやPOPモデルも愛用していたコスメ。
パール入りでアイシャドウのノリが良く発色も良かったため、まぶた上や涙袋部分に使われていました。
FSPのコスメはパッケージデザインも人気が高かったため、FSPの化粧品売り場を見ているだけで気分が上がる♪なんて子もいたとか!
(2022年時点で)アラフォー世代が復刻してほしいと思っているコスメの代表としてSNSで話題になっています。
ブルジョワ エフェルミエール41(アイシャドウパレット)
2000年代初頭のブラウン系シャドウといったらブルジョワ(BOURJOIS)の「エフェルミエール41」
当時のギャルで持ってない子いた!?ってくらい定番中の定番アイテムとしてとても人気がありました。
2004年のeggのメイク企画を見てみると、eggモデルのメイクポーチの中には必ずと言っていいほど入っていました。
筆者がギャルだった2010年頃もまだまだ人気があり、くみっきーがPopteen紙面で紹介していたことも!
長年に渡り人気のあったアイシャドウでしたが、2014年にブルジョワが日本撤退したことにより見かける機会がなくなってしまいました。
KATE スパイシーアイズ BR-1
一つ上でご紹介したブルジョワのアイシャドウと共に2000年代初頭のギャルたちから絶大な人気を誇っていたケイト(KATE)のアイシャドウ「スパイシーアイズ BR-1」
ブラウン系のグラデーションが簡単に作れるアイシャドウパレットで、右下のブラウンはノーズシャドウとしても使うことができるとても優秀なアイシャドウでした。
こちらも2004年のeggのメイク企画を見てみると、多くのギャルのメイクポーチの中に入っていました。
当時は白浮きするくらい濃いハイライトや、ここに入れてます!と主張する濃いノーズシャドウで顔に立体感を出すギャルメイクが人気だったため、こちらのアイシャドウをハイライトやシェーディング代わりに使うことも多かったのだとか!
このパレット1つでアイシャドウとしてだけでなく、ハイライト、シェーディングとしても使えたなんてコスパ良すぎなアイテムでしたね!
KATE グラディカルアイズ
一つ上でご紹介したスパイシーアイズシリーズの後に登場したグラディカルアイズシリーズ。
こちらもグラデーションが簡単に作れるアイシャドウパレットとして人気を博し、当時(2004年頃)のギャル雑誌で度々紹介されていました。
ブラウン系の色味が人気でしたが、マンバメイク(白黒のパンダメイク)のアクセントカラーとしてピンク系やブルー系のグラデーションパレットを取り入れているギャルもいました。
KATEはグラデーションシャドウの立役者として有名ですが、KATEからグラデーションシャドウが発売されるようになったのはこの頃からだとされています。
グラディカルアイズは、2005年にグラディカルアイズN、2007年にグラディカルアイズSとしてリニューアルされており、長いことギャルたちの間で人気がありました。
テスティモ カラーアイズ BK04
2000年代初頭の(ヤ)マンバならみんな持ってる!といってもいいレベルで(ヤ)マンバたちにとって欠かせないコスメだった「テスティモ カラーアイズBK-04」
eggモデルの吉田夏海ちゃんやかぁ~たん(渡辺かなえちゃん)もマンバメイクをする際に愛用していました。
とくにかぁ~たんが「マンバメイクを完成させるには欠かせない必須アイテム」として紙面で何度も紹介していたので多くのマンバたちが愛用していたのでは!?
黒シャドウはテスティモしか使えない!という熱烈なファンもいるくらい(ヤ)マンバ界隈で愛されていたアイシャドウです。
MAC スモールアイシャドウ
2006年頃になるとMAC(マック)から発売されている「スモールアイシャドウ」を使うギャルが続出しました。
単色のアイシャドウがミニサイズのケースに入っているのですが、カラーバリエーションがとにかく豊富なため、自分好みのカラーでグラデーションを作ることができる点がとても魅力的でした。
主にブラウン系カラー(「ソバ」や「テンプティング」など)を2~3色組み合わせ、オリジナルのグラデーションを作る子が非常に多かったです。
グラデーション用の2~3色にプラスして「カーボン」という黒色のアイシャドウもセット購入するギャルが多かったです。
グラデーション用のアイシャドウは人によって選ぶカラーが違いましたが、黒シャドウといえばカーボン一択!というくらい多くのギャルが愛用していたカラーです。
アイライナーとアイシャドウの境目をぼかすためにとても重宝しました。
ドーリーウインク クリームシャドウ
カリスマギャルモデル「益若つばさちゃん」プロデュースのドーリーウインク(DOLLY WINK)のクリームシャドウ。
クリームアイシャドウは目周りを明るく見せるアイシャドウです。
肌への密着度が良く、後に使用するアイシャドウの持ちや発色を良くするアイシャドウベース(下地)としての役目もあります。
こちらのクリームシャドウはラメがたっぷりと入っているため、アイホールにさっとのせるとメイク初心者でも簡単にギャルっぽい目元を手に入れることができたアイテムです。
アイシャドウベース(下地)として使うとその上に重ね塗りしたアイシャドウの発色が良くなると評判で、2010年以降ジャンル問わず多くのギャルたちが愛用していました。
価格は3.5gで1100円。初めて購入した時は、「小さいな」と思いましたが、少量でもスッと伸びてきれいに色が乗るため、かなり長持ちした記憶があります。
カラーはゴールドとパールハイライトの2色展開で、肌なじみのよいゴールドのカラーが特に人気でした。
ドーリーウインク アイシャドウⅡ 01ブラウン
カリスマギャルモデル「益若つばさちゃん」プロデュースのドーリーウインク(DOLLY WINK)の アイシャドウは、パールやラメ感のないマット系のアイシャドウ。
肌馴染みの良い王道のブラウン系カラーで構成されており、まぶたに薄い色から順番に塗っていくだけで簡単にグラデーションが作れるとても優秀なアイシャドウでした。
左から2番目のクリーム色は涙袋部分に塗るのにも最適といわれていました。
カリスマギャルとして絶大な人気を誇っていたつーちゃんがプロデュースしたコスメということもあり、多くのギャルが愛用していました。
90年代~2000年代初頭は白やブルー系のアイシャドウが人気(定番)でしたが、2004年以降はブラウン系のアイシャドウが定着しました。
それ以降はKATEを筆頭に、ヴィセやリンメル、メイベリンなどからグラデーションパレットが多数発売されるようになり、パレット1つ持っていれば簡単にキレイなグラデーションアイを作ることができました。
カラーシャドウは季節限定(イベント限定)で取り入れる子が多く、春はピンク系、夏はブルー系、秋冬はグレー系のシャドウを使っている子が多かったと記憶しています。
全体的にカラーメイクにするよりも、ブラウン系のグラデーションアイにワンポイントでカラーを入れるなどやや控えめに使うことが多かったような…!?
ギャルは濃いメイクが好きなため、高発色でかつ、グラデーションを作りやすい3~5色入りのパレットタイプのアイシャドウが好まれる傾向にありました。