コスメブランド

平成ギャルを虜にしたPN(ピエヌ)のコスメ

mainImg

PNとは

PN(ピエヌ)は、1997年から2005年まで資生堂から発売されていたコスメブランドです。

(後継ブランドとしてMAQuillAGEが誕生しています)

キャッチコピー「メイク魂に火をつけろ。」で鮮烈なデビューを飾ります。

当初のCMでは、イメージモデルに緒川たまき、ケリー・チャン、ミシェール・リー、テーマソングに、B'z「FIREBALL」を採用した印象的なものでした。

その後もイメージモデルに中谷美紀、伊東美咲などクールビューティーなアイコンや、とんがったキャッチコピーを採用し、これまでの化粧品のイメージを覆す斬新な発信をし続けます。

平成ギャルたちがこぞってffを愛用していた理由

ピエヌは10代後半から20代の女性をターゲットにしていました。

パールの効いたブルー系のアイシャドウやブラウン系のルージュなど当時のギャルメイクにもハマり、アムラー、クール系、モード系、ストリート系といろいろな系統のギャルに人気の高いコスメブランドとなりました。

資生堂といえば日本の代表的なコスメブランドでありながら、どこか保守的なイメージがありました。

しかし、ピエヌの登場で「日本製=ダサい」というイメージが払拭され、これまでの女性らしさやかわいらしさだけを狙ったものではなく、かっこよさ、新しさをアピールしました。

カラー展開やパール感などが当時のギャルメイクに合ったこともありますが、ピエヌのわかりやすく突き抜けた「かっこよさや新しさ」が、流行に敏感でこだわりの強いギャルたちの心を掴んだように思います。

ffの中でとくに人気のあったコスメ4選

ルージュスタイリッシュ

ピエヌの口紅3種

当時ギャルたちから絶大な支持を受けていた安室ちゃんの影響もあり、ブラウン系の口紅が人気でした。

「ルージュスタイリッシュ」のダーク系カラーは、ブラウン系中心の深みのある色みが主流で、とくに限定版で発売された5色は、ブラウン、ブラック、ホワイトとかなり攻めた色展開でした。

なかでもブラックはここまで黒いものはこれまでなく、衝撃を受けた商品でした。

レッド系、ボルドー系のものもグレーっぽいスモーキーなカラーで従来の口紅のイメージとは一味違うものばかりでした。

ピンク系は青みやパール感の強いカラーも発売され、ブルー系アイシャドウと合わせたギャルメイクとの相性が抜群でした。

ルージュプチフール

ピエヌのクリームアイシャドウ

当時はめずらしかったクリームアイシャドウ「フューチャリズムアイズ」。

これまであまり見たことのない形状とカラーでインパクトのある商品でした。

ブルー、グリーン、ホワイト、シルバーなどメタリックな色みで、とくにブルーはギャルたちの間で人気が高かったカラーです。

前述したパール感の強いピンク系ルージュと合わせるメイクが人気でした。

重ね方によって濃さが調整できるのも、ポイントが高かったです。

目新しさだけでなく、繊細なパール感やきれいな発色などアイシャドウとしても優秀なアイテムでした。

パーフェクトディスク

ピエヌのネイル

一つ上で紹介したフューチャリズムアイシャドウと同時期に発売されたネイルカラーです。

フューチャリズムアイシャドウと見た目も色みも似ているので、一緒に使用すると統一感が出ました。

パール感が強く存在感があったため、指先だけでなくフットネイルとしても人気でした。

また、他のアイテムにも言えることですが、とにかくパッケージがおしゃれ!

シルバーカラーのおしゃれなデザインの容器で、持っているだけで自慢できるようなコスメでした。

パウダーアイブロー

資生堂の眉墨

パール感のあるゴールデンカラーとダークカラーの2色組アイライナーペンシルです。

アイライナーと言えば、黒、ブラウンなどが主流でしたが、こちらでもメタリックでポップな新しい色展開をみせました。

ギャルの間では、目元を印象的にみせるため、目頭から下まつげを覆うようにラメやパールの入った明るい色のアイライナーを引くメイクが人気でした。

こちらのアイライナーのゴールデンカラーの方はそのメイクにもよく使われました。

また、締め色として使えるダークカラーの方もパール感が効いているため、単調にならずに仕上げることができました。

アイライナーの芯がやわらかく描きやすいため目の縁ギリギリに引けることやおしゃれで選びやすい配色が人気の理由でした。



ピエヌは当時の日本製コスメの中でもインパクトがあり、常に「攻め」の独自のスタイルを貫きました。

今のようなナチュラルメイクが主流ではなく、「メイクすること自体が楽しい!」と思えるようなスタイルを築き、斬新なアイテムを次々と展開していきました。

インパクトだけでなく機能も優れたものが多かったため、廃盤となった今でもファンが多く、復活が望まれているブランドです。

記事をシェアするSHARE