ギャルメイク

平成ギャルを虜にしたDiamond Lash(ダイヤモンドラッシュ)のコスメ

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Diamond Lashとは?

Diamond Lash(ダイヤモンドラッシュ)は、2009年に誕生したコスメブランドです。

つけまつげ・つけまつげ用ののり・カラコン(カラーコンタクト)を取り扱っており、ギャルたちの間では盛れるつけまのブランドとして知られています。

姉妹ブランドであるDiamond Beauty(ダイヤモンドビューティー)で展開されていた、フェイスパウダーやチークなども人気が高く、多くのギャルたちが愛用していました。

近年では、まつエク風のつけまつげなど時代に合ったデザインのつけまつげが多数発売されており、ギャルだけでなく多くの女性から支持されています。

平成ギャルたちがこぞってDiamondLashを愛用していた理由

  1. つけまつげの種類が豊富
  2. コスパが良い
  3. ギャルモデルも愛用していた
  4. ギャルの生息地域で買うことができる

つけまつげの種類が豊富

Diamond Lashコスメの最大の魅力は、つけまつげの種類の多さです。

1stシリーズから始まり、レディグラマラスシリーズ・ボリュームシリーズ…など様々なシリーズを展開し続け、初期~2022年までをトータルすると50種類以上ものデザインが登場しています。

筆者がギャルだった時代(2010年前後)だけでも、Diamond Lashのつけまは20種類近くあり、どのつけまつげが合う(盛れる)かよく試したものです。

コスパが良い

1パックに5ペア入りで約1000円コスパが良い点も人気だった理由の一つ。

2010年頃は人気のギャルモデルたちがつけまつげをプロデュースしていることが多く、モデルプロデュース商品は2ペアで1000円超えとなかなかのお値段がしました。

ギャルにとってつけまは、消耗ペースの早いアイテム。

1週間~10日くらいを目安に新しいつけまへと変えている子が多かったため、できるだけコスパが良く盛れるつけまつげが欲しい!と思っていた子が多いはず。

そうしたギャルのお財布事情に寄り添ってくれたのがDiamond Lashのつけまでした。

ギャルモデルも愛用していた

Diamond Lashのつけまつげは、イメージモデルに人気ギャルモデルを起用していたり、多くのギャル雑誌でモデル愛用のつけまとして紹介されていました。

好きなギャルモデルの子が使っているから私も使ってみたい!という理由で使い始めた子も多かったはず。

ギャル業界では人気ギャルモデルというのはとにかく大きな影響力を持っている存在でした。

そのため、彼女たちが愛用コスメとして紹介したアイテムは瞬く間にヒット連発!

大ヒット商品へと繋がるのでした。

ギャルの生息地域で買うことができる

Diamond Lashのコスメは、いつもSBYという渋谷109内にあったトレンドアイテムを扱うバラエティーショップで先行販売されていました。

ギャルはトレンドものが大好きで、できるだけ早く(他の子よりも早く)トレンドアイテムを手に入れたい!という気持ちの子が多かったです。

当時ギャルの聖地だった渋谷109内のショップでいち早く買えたDiamond Lashコスメは、トレンドアイテムに弱いギャルたちがこぞって買い、試したコスメです。

SBYの他、ドンキ(ドン・キホーテ)やしまむらなどでも取り扱われていたため、この時代のギャルなら一度は手にしたことがあるのではないでしょうか。

Diamond Lashの中でとくに人気のあったつけまつげ

1stシリーズ

ダイヤモンドラッシュのつけまシリーズの始まりである1stシリーズは濃いピンクのパッケージが目印!

上用つけまつげ・下用つけまつげを合わせて数種類のラインナップがありましたが、中でもドーリーeyeフェアリーeyeという上つけまつげが人気でした。

また、目尻用つけまつげである小悪魔eyeはカスタム用として人気があり、様々な上用つけまつげとカスタムして使われていました。

1stシリーズは芯がかためで着け心地があまり良くない…という意見も多かったですが、使う前に芯の部分をグニャグニャにほぐしておくと着け心地を改善することができました。

また、このかたい芯のおかげでくっきり二重になれた!という意見もありました。

筆者もこのつけまのおかげで二重になれた派の一人です!

元々一重でアイプチやメザイク()で二重を作っていたのですが、このつけまを使うようになってからはアイプチやメザイクなしでも二重ができるようになりました!

(芯が柔らかいつけまの時はアイプチやメザイクが必要でした…)

.アイプチ、メザイクとは・・・二重まぶたを作る時に使う「ふたえのり」や「のり状の糸」のことです。

アイプチ メザイク

ドーリーeye

DiamondLash-ドーリーeye

1stシリーズの中で当時(2010年頃)一番人気だったのがドーリーeyeです。

ドーリーメイクを好む甘ギャル()たちからの人気が高かったと記憶しています。

束感のある上つけまつげで、中央部分が長くて濃いデザインをしているため、着けるだけでお人形のようなぱっちりとした丸目を作ることができました。

1枚でも十分盛れますが、たれ目にしたい子は目尻用つけまである小悪魔eyeを目尻部分に足し(カスタムし)、お人形のようなぱっちりとしたたれ目を作っていました。

.甘ギャル・・・ふんわりとした雰囲気の甘めギャルのこと。

元Popteenモデルのくみっきー(舟山久美子ちゃん)やみずきてぃ(西川瑞希ちゃん)のような雰囲気のギャルのことを指します。

フェアリーeye

フェアリーeyeはフサフサ系の上つけまつげで、ナチュラルに盛りたい子やハーフメイクを好む大人ギャルたちに人気のあったつけまです。

とくに20代の大人ギャルが好んでいたハーフメイクとの相性が良かったです。

束感のあるつけまつげに比べて、(ギャルたちにとって)デカ目効果はそこまで期待できませんでしたが、マスカラでは出せない目力を出すことができました。

2022年発売の、既存のデザインを基にした「まつエク風3D形状」の新つけまつげのラインナップにも選ばれており、今でも人気の高いデザインだということが分かります。

小悪魔eye

小悪魔eyeは目尻用のつけまつげで、他の上つけまつげにカスタムするのによく使われていました。

目元をたれ目に仕上げるには、目尻部分にボリュームのあるつけまつげを選ぶと良いとされていました。

しかし、既製品だと目尻意外の濃さが物足りなかったり、自分の目に合わないこともしばしば…

自分の目に合うつけまを自分でカスタムして作ることが主流だったこともあり、手持ちのつけまに小悪魔eyeをカスタムして、オリジナルのたれ目用つけまつげを作っているギャルが多かったです。

単品使いもできますが、デカ目効果があまり期待できないため、ギャルたちの間では「カスタム用のつけまつげ」という認識でした。

色々な上つけまと合ったけど、同じ1stシリーズのドーリーeyeとカスタムすると盛れる!って言われていた気がする~

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レディグラマラスシリーズ

1stシリーズに続く第2段シリーズとして誕生したレディグラマラスシリーズは紫色のパッケージが目印!

1stシリーズよりも濃さ・長さ共にバージョンアップしたシリーズで、濃いメイクを好むギャルたちから支持されていました。

同シリーズの中では、グラマラスeye・キャッツeye・エンジェルeyeという上用つけまつげと、プリンセスeyeという下用つけまつげの人気が高かったです。

グラマラスeye

DiamondLash-グラマラスeye

グラマラスeyeは、同シリーズの中で一番人気の高かった上用つけまつげです。

キャッツeyeやエンジェルeyeと比べると、(見た目が)やや薄い印象を受けますが、着けてみるとまじで盛れる!という意見が多かったです。

束感・長さ・濃さ共にちょうど良い!という意見も多く、濃いアイメイクならジャンル問わず使うことができました。

芯がかたいため、使い始めはチクチクしたり痛かったりとマイナスな面もありましたが、使う前に芯の部分をグニャグニャにほぐしておくと着け心地を改善することができました。

キャッツeye

DiamondLash-キャッツeye

キャッツeyeは目尻に向かうにつれて長さとボリュームが増すデザインで、ハーフメイクや猫目メイクに合う上用つけまつげでした。

1枚でもデカ目効果抜群!縦にも横にも広い大きな猫のような瞳を作ることができました。

筆者の中では、ギャル雑誌eggの元モデルである田中愛奈ちゃんが2010年前後にずっと愛用していたつけまとして記憶しています。

愛奈ちゃんのような切れ長のキャットアイを作るのにぴったりなつけまで、大人っぽいメイクを好むギャルからの人気が高かったです。

エンジェルeye

エンジェルeyeは同シリーズの中でも一番濃く、かなり存在感のあるデザインをしている上用つけまつげでした。

全体的に毛束が濃く、中央に向かって長さも出ているデザインのため、黒目を強調することができ、これ1枚で十分なくらい目元を盛ることができました。

このつけまを着ける時のポイントは、やや下向きに着けること。

デカ目に見せたいからと上向きにつけてしまうと濃すぎて不自然な目元になってしまうため、着ける時の角度が重要とされていました。

角度さえ間違えなければ濃いメイクに馴染む盛れるつけまでした。

プリンセスeye

プリンセスeyeは束感がしっかりしていて、下用つけまつげにしてはかなり濃いデザインでした。

目元が濃いメイクでないと合わなかったため、限られたジャンルのギャルしか使えないアイテムでしたが、濃いメイクが好きなギャルウケはかなり良かったです。

フルで目の下につけるよりも、目尻側から2~3束カットしてつける方が人気!

たれ目になるように目尻側にちょんちょんとつけていくと盛れる!と言われていました。

同シリーズのグラマラスeyeとの相性が抜群で、この組み合わせで目元を盛っているギャルが多かったです。

ちょんちょんとつけていく工程って結構難しいし、時間かかるしでめんどくさかったなぁ~😂

けど、仕上がりはまじで盛れたから、盛るために頑張ってた覚えがあるな~

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ボリュームシリーズ

(たしか) シリーズ第3段として登場したボリュームシリーズは、第2段のレディグラマラスシリーズよりも全体的に落ち着いたデザインをしており、ハーフメイクや清楚系ギャルメイクなど幅広いジャンルのギャルメイクに合うシリーズでした。

同シリーズの中でも一番人気だったセレブeyeは、令和ギャルたちからも支持されていて、令和版eggの紙面でも度々登場しています。

セレブeye

セレブeyeは自然な束感が特徴的な上用つけまつげ

中央部分にやや濃い束感もあるため、着けると黒目が強調され目が大きくみえます。

当時はハーフメイクやギャル雑誌Popteen 系統の甘めメイクを好むギャルたちに人気が高かったと記憶しています。

令和の時代でも人気があり、2019年のeggでは12人中5人のeggモデルがセレブeyeを愛用中とのことでした。

「まつエク風の3D形状」をした新つけまつげのラインナップにも選ばれており、今でも人気の高いデザインだということが分かります。


Diamond Lashコスメを代表するつけまつげは、どんな系統のギャルメイクにも必ず一つは合うデザインが見つかる!といってもいいくらいバリエーションが豊富で、多くのギャルたちが愛用していました。

ゴテゴテの濃いつけまつげは生産終了してしまいましたが、令和の時代にも合うつけまつげたちは昔と変わらぬパッケージのまま今でも販売されています。

その時代その時代に合ったつけまつげが多数取り揃えてありますので、あなたも一度試してみてはいかがですか?

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