ギャルメイク

平成ギャルを虜にしたCandyDoll(キャンディドール)のコスメ

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CandyDollとは?

CandyDoll(キャンディドール)は、2008年10月に誕生したコスメブランドです。

ギャルのカリスマである“つーちゃん”こと「益若つばさちゃん」プロデュースのコスメで、「ずっと女の子」がコンセプトのコスメブランドとして10代~20代の女性を中心に人気を博しています。

CandyDollが誕生したきっかけは、プロデューサーであるつーちゃん自身がこれまで使いたいと思うコスメが世の中になかったからだといいます。

カリスマとして常に流行の最先端にいた彼女だからこそ作ることのできたCandyDollのコスメは、どれも「こういうの欲しかった!」という女の子の願いを叶えられるアイテムばかり。

旬のイマドキフェイスを作るのに欠かせないアイテムが揃うコスメブランドとしてギャルをはじめ、多くの女性たちから支持されていました。

そんなCandyDollの発売開始当時のラインナップはベースメイク全般(化粧下地・ファンデーション・コンシーラー・フェイスパウダーなど)をはじめ、チークやリップなどなど。

価格帯は1000円台が多く、手軽に試すことができるプチプラコスメとして人気がありました。

平成ギャルたちがこぞってCandyDollを愛用していた理由

  1. つーちゃんプロデュースのコスメだから
  2. パッケージがかわいい
  3. ギャルの生息地域で買うことができる

つーちゃんプロデュースのコスメだから

理由として一番大きいのは、「つーちゃんが全面プロデュースしていたコスメだから」でしょう。

多くのギャルが憧れていたつーちゃんがプロデュースしたコスメ、ギャルのトレンドがしっかりと押さえられているコスメだから、間違いない!これを使えば自分もつーちゃんみたいになれる!(つーちゃんに近づける)と思って買う子が多かったはずです。

パッケージがかわいい

品質だけでなく見た目のかわいさにもこだわって作られていたCandyDollのコスメは、バービーテイストのおもちゃのようなパッケージに入っており、持っているだけでなんだか気分が上がるデザインでした。

ギャルの生息地域で買うことができる

CandyDollのコスメは、渋谷109をはじめドンキ(ドン・キホーテ)プラザなどギャルがよく出没するお店で取り扱われていたことも、ギャル人気が高まった理由の一つといえます。

筆者もドンキへ行ったとき、話題のコスメだし使ってみよ~と買うことが多かったです。

トレンドアイテム(化粧品)はドンキかSBY(渋谷109内にあったショップ)へ行けば買える時代だったため、そこで大々的に取り扱われていたCandyDollのコスメはこの時代(2010年前後)のギャルなら一度は手にしたことがあることでしょう。

CandyDollの中でとくに人気のあったコスメ

フェイスパウダー

フェイスパウダー

CandyDollのコスメの中でも発売当時から長いこと人気があるのがルースパウダー(フェイスパウダー)です。

  • ミネラル成分配合で、サラサラとした付け心地が人気!
  • パウダー自体は白めですが、肌につけると肌馴染みが良く白浮きしない
  • カバー力もそこそこあり、マシュマロ肌(白いマット肌)を作ることができる
  • 時間が経ってもテカらずヨレにくい

と評判の良いルースパウダーでした。


白×黒のストライプ柄に紫ロゴが入っている、バービーテイストのパッケージもとにかくかわいい!と話題で、当時(2010年頃)のギャルや女子高生たちの間では定番のルースパウダーとして広く知られていました。

10gで1680円とやや高めの値段設定でしたが、つーちゃんプロデュースコスメということもあり、当時のギャル経験者ならみんな使ったことがあるのでは…!?

チーク

チーク

こちらのチークはパウダータイプで、どの色味も見た目通りに発色してくれるチークでした。

他カラーと組み合わせて使うこともできたため、全色持っていた!というギャルも多いくらい、ギャルの愛用率が高いアイテムでした。

発売当初は(たしか)ストロベリーピンク(濃いピンク)キャロットオレンジの2色展開でしたが、その後ピーチピンク(薄ピンク)ピンクフラミンゴ(ピンクオレンジ)などのカラーも登場しました。

濃い色(ピーチピンク以外)は少量でも発色が良いため、つけすぎると大変なことになってしまうことも💦

毎日メイクしてもなかなか減らない、コスパの良いアイテムでした。

ストロベリーピンク

チーク

ストロベリーピンクは白肌にとてもよく合う色味で、ドーリーメイクや姫系ギャルメイクに仕上げたい時によく使われていた色味です。

ハイライトのマシュマロパープルと組み合わせて使うと、当時(2010年頃)流行していた

青みピンクになるため、セットで使っている子が非常に多かったです。

ギャルモデルの愛用率が高いチークだったこともあり、多くのギャルが使っていました。

残念ながら2013年に生産が終了してしまいましたが、リニューアル後のチークカラーデュオ(チーク&ハイライトのセット)という商品で、起用されているカラーです。

キャロットオレンジ

チーク

キャロットオレンジは黄みの強いオレンジチークで、サーフ系やカジュアル系などボーイッシュなファッションを好むギャルたちに人気があった色味です。

こちらの色味も発色が良く、黒肌にとてもよく合いました

一緒に発売されたストロベリーピンクと合わせてピンクオレンジの頬に仕上げている子もいました。

残念ながら2013年に生産が終了してしまい、リニューアル後のチークカラーデュオの限定色として復活しましたが、今ではもう店頭で買うことができない色味です。

ピーチピンク

チーク

ピーチピンクは他カラーに比べ色が薄いため、一塗りではあまり発色しませんでしたが、その分ふんわりとした印象に仕上げることができるチークでした。

単色使いの場合、ギャルには物足りないという意見が多かったですが、ギャルではない白肌のナチュラルメイクを好む女性たちから人気がありました。

(黒肌だと目立たないため、黒肌さんには不向きでした…)

残念ながら2013年に生産が終了してしまい、リニューアル後のチークカラーデュオの限定色として復活しましたが、今ではもう店頭で買うことができない色味です。

ピンクフラミンゴ

チーク

ピンクフラミンゴはピンクとオレンジの中間色で、白肌黒肌問わず肌馴染みが良かったため、4色の中で一番万人受けする色味でした。

塗り方次第でかわいい系メイクにもクール系メイクにも使え、ギャルだけでなくナチュラルメイクを好む女性たちからも人気がありました。

(かわいい系メイク時には丸くクール系メイク時には横長に塗るのがおすすめ!)

残念ながら2013年に生産が終了してしまい、リニューアル後のチークカラーデュオで復活しましたが、初期と同じ色味ではなくなってしまったようです。

ハイライト

ハイライト

CandyDollのハイライトは、ラメ入りでほんのりツヤ肌にしてくれるハイライトでした。

とくにマシュマロパープルという色味は肌に透明感を出すことができると評判で、シンプルにハイライトとして使うだけでなく、上記でご紹介したチークと組み合わせて使う方法も人気でした。

ストロベリーピンクのチークと合わせて青みピンクの頬に仕上げるギャルが続出!

他のピンク系チークとの相性も良く、チークをぼかすのに使っている子が多かったです。

口紅&グロス

口紅&グロス

塗るだけでコンシーラーのように唇の赤みを消してくれる口紅と、ラメ入りグロスをセット使いしているギャルも非常に多かったです。

とくにラムネピンク(白に近いピンクの口紅)とマカロンピンク(ピンクのグロス)の組み合わせが人気で、ギャル雑誌でも度々見かけました。

口紅やグロスを塗る前に、リップクリームで唇を整えておかないと、乾燥したり縦ジワが目立ってしまう…などのマイナスな意見も多くありましたが、筆者の周りでは愛用している子が多かったと記憶しています。


CandyDollのコスメは、ギャルウケする高発色やカバー力が優れているコスメが多かったです。

中には口コミであまり評判の良くなかった商品もありましたが、トータルするとさすがつーちゃんプロデュースコスメなだけあるわ!というのが筆者の感想でした。

つーちゃんの熱狂的なファンの中にはとりあえず全部試したことがあるという猛者もいたほど!

当時のパッケージのコスメはどれも生産終了してしまいましたが、人気だった商品(カラー)はリニューアルされ今もなおロングセラー商品として販売されています。

その時代その時代のトレンドを盛り込んだCandyDollのコスメをあなたも一度試してみてはいかがですか?

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