カンカン帽とは、帽子のトップクラウン(てっぺん部分)とツバの部分が平らになっている麦わら帽子のことです。

ベージュ系のベースに、黒のリボンが巻かれていて、サイドクラウン(頭を入れる部分)とツバ部分が短めのコンパクトなものがオーソドックスなデザインでした。

叩くとカンカンと音がするほど硬く作られていたことが、名前の由来と言われています。

西洋から伝わり、明治、大正時代に紳士的な男性の間で流行しました。

その後、昭和に入ってから若い女性の間で何度かブームが起こり、ギャルの間では2010年頃に大流行しました!

この頃、ギャルの新しいアイコンとなったカナやん(西野カナちゃん)がよく着用していたことがきっかけです。

プライベートでもメディアでも。あらゆる場面で着用していたことで、「カンカン帽=カナやん」となるくらい彼女を象徴するアイテムでした。

カンカン帽を取り入れるだけで、カナやんっぽいスタイルが完成するとあって、甘カジ系、ガーリー系ギャルなどを中心に多くのかわいい系ギャルがファッションに取り入れていました。

平成ギャルに人気のあったカンカン帽のデザインは、ベージュ系のベースに黒、白、茶色などのリボンが巻いてあるベーシックなデザインでした。

他にも、ベースが白や茶系だったり、リボンが赤やピンク、ブルー系のものなどもありました。

また、オーソドックスなものと比べて、柔らかくて軽いものもあり、ブームとともにより女の子らしいデザインのものが続々と登場しました。

カンカン帽は、カナやんがよくしていたようなふんわりした小花柄ワンピやスカートにダンガリーシャツといった甘カジコーデに合わせるのが人気スタイルでした。

他にも、当時人気だったマキシ丈のワンピに合わせてリゾート感を出したり、ウエスタンっぽいスタイル、カントリーっぽい雰囲気のスタイルとも合いました。

ふんわりと巻いた巻き髪に、濃く長くカールしたまつ毛と濃いめのアイメイクといったギャル顔にカンカン帽を合わせるだけで、旬のおしゃれ顔になりました。

ななめにかぶったり、後ろに倒してかぶったり、かぶるというより乗せていると言った方がいいくらい、浅めにかぶるのが主流でした。

現在はギャルよりもガーリー系、ナチュラル系の層に人気のアイテムです。

時代が変わっても、「レトロだけど新しい」アイテムとして愛され続けています。


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