ギャルの歴史

1990年代、コギャルやアムラーが大ブーム!!

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コギャルは、1995年頃渋谷の街に現れた女子高生が中心の10代の女の子たちです。小麦色に焼けた肌+細い眉毛×ブルーシャドウのメイク+茶髪のロングヘアが特徴です。

アムラーとは、初代ギャルのカリスマ歌手の安室奈美恵さんを参考にしたファッションをする、主に10代~20代の女性たちのことをいいます。コギャルと同時期に流行しました。

「ギャル」という言葉が日本で使われ始めたのは1970年代

ギャルの語源は、英語で女の子を指す「girl」をアメリカの若者言葉にした言葉で、日本で使われ始めた頃は若さが溢れるハツラツとした女性のことを指す言葉でした。


そんな「ギャル」が濃いメイクに明るい髪色の渋谷を中心に生息しているいわゆるギャル!を指す言葉に変わったのは1990年代のコギャルの頃からと言われているよ!

吹き出し用ギャル

コギャルとは?

制服姿のコギャル

コギャルは1995年頃に登場しました。

小麦色に焼けた肌+細い眉毛×ブルーシャドウが特徴的なメイク+茶髪のロングヘアの女子高生を始めとする10代の女の子のことをいいます。

1995年以降空前のブーム!となりましたが、2000年代に入るとコギャルから発展した新たなスタイルである「ガングロ」が流行し始めます。するとメディアで取り上げられることがなくなり、「コギャル」というワードはほとんど聞かれなくなりました。

コギャルの語源

コギャルの語源は諸説ありますが、当時のディスコやクラブの黒服()たちが、本来は深夜入場ができない女子高生や幼く見えるギャルたちを「高ギャル」や「小ギャル」「子ギャル」と呼んでいたことが始まりとされています。

黒服・・・ディスコやクラブで働いている男性従業員のこと(まれに女性もいます。)


コギャルよりも下の世代、中学生ギャルのことを「マゴギャル」っていうんだけど、みんな知ってた😲?

吹き出し用ギャル

コギャルの特徴

コギャルたちの制服といえば、超ミニスカートの制服にルーズソックス、小麦色に焼けた肌に細眉×ブルーシャドウ、茶髪のロングヘアスタイル

コギャル-解説画像

私服はミニスカート+厚底ブーツが定番!

同時期に流行したアムラーファッションはコギャルたちからも人気が高く、コギャル兼アムラーという子も多くいました。


アムラーとは?

アムラーとは、歌手の安室奈美恵さんを参考にしたファッションをする女性たちのことをいいます。

アムラーの語源は安室奈美恵さんのアムロ+語尾に"-er"をつけたもの。

安室さんは1992年にSUPER MONKEY'Sの一員としてメジャーデビュー。1995年にリリースした「TRY ME ~私を信じて~」が大ヒットし、その後ソロデビューを果たします。

グループ活動時から多くの女子たちに支持されており、ソロ曲2枚目となる1995年10月発売の「Body Feels EXIT」あたりから「アムラー」ブームが始まりました。

初代ギャルのカリスマ)といわれていて、当時の多くのコギャルたちは安室さんの服装や髪型・メイクなどを参考にしていました。

とくに結婚記者会見の時のチェックのミニスカート×黒のタートルネック×黒の厚底ブーツのコーデはみんながこぞってマネをした代表的なコーデ!

1996年がピークで、その年の「新語・流行語大賞」に入賞するほどの流行ぶりでした。

初代ギャルのカリスマ・・・2代目に「あゆ」こと「浜崎あゆみさん」、3代目に「つーちゃん」こと「益若つばささん」と続いています。

アムラーの特徴

アムラーファッションの代表といえば、ミニスカート+厚底ブーツ!

アムラー

とくに「チェック」のミニスカート+厚底ブーツ、小麦色に焼けた肌にシャギー入り()の茶髪ロングヘア、細眉はアムラーファッションの中でも人気がありました。

シャギー・・・毛先に向かって毛量をすいていくカット法で作られた髪型。


1990年代といえばコギャルやアムラー!といえるくらい空前のブームを起こした両者は、令和の今、リバイバルファッションとして改めて注目されています。

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