平成時代を象徴する「プリクラ」は、1996年に人気が加熱。
「学校の帰りはプリクラを撮るためにゲームセンターへ行くのが日課だった!」という方も多いのではないでしょうか。
友人と遊ぶときは必ずプリクラを撮る!2回以上撮るのはお決まりでしたよね。
しかし、プリクラを撮る回数が多いゆえにいつも困ってしまうのは、プリクラを撮るときの「ポーズ」!
お笑い芸人や人気モデルがよくやっていたポーズを取り入れたり、独自のポーズを考案したりして、アイデアを盛り込みながら楽しんでいましたね。
そこで今回は、人気のあったプリクラポーズの中から「ハート」をアレンジしたポーズをご紹介していきます。
なつかしいものから最新ものまでまとめてみたので、いくつ覚えているか楽しみながら見てくださいね!
両手でハート
ハートポーズの原点ともいえるこちらのポーズは、両手でハートを作る非常に簡単なポーズです。
胸元付近でやることが多かったですが、顎に近いところでハートを作れば、小顔効果も狙えました!
ぶりっ子っぽくアヒル口をしたり、目線をはずしたりして、あざとさを演出するのがポイントでした。
2人で小さなハート
こちらも平成ギャルにとって定番のハートポーズですよね。
片方の手でハートの半分を表現。
お互いの手をピッタリとくっつけて小さなハートを作りましょう。
友達同士でやると仲の良さをアピールすることができるポーズでした。
2人で大きなハート
お互いの外側の腕を上に、内側の腕を「✕」の半分を作るようにすると大きなハートが出来上がります。
このポーズ意外と難しくて、初めて挑戦する時きれいなハートが作れず地味~に失敗しちゃうことも多々あるとか…
小さなハートと同じく、友達同士でやると仲の良さをアピールすることができちゃうポーズでした。
指ハートA(きゅんです)
こちらの指ハートは、親指と人差し指を交差し小さなハートをつくるポーズです。
TikTokで流行した「きゅんです」のポーズとしても知られています。
このポーズの発祥は韓国のK-POPアイドルといわれており、英語圏の国では“Korean Finger Heart(コリアン・フィンガー・ハート)”と呼ばれています。
そんな指ハートが日本に浸透し始めたのは2013年頃から。
韓国の男性アイドルグループ「INFINITE(インフィニット)」のメンバーであるナム・ウヒョンさんを筆頭に多くのK-POPアイドルたちがこの指ハートを披露していたことから、令和のティーンズたちを中心に日本にも広く普及しました。
これまでのハートポーズと違い、片手で手軽にハートマークを作ることができる点が人気のようです。
指ハートB
こちらの指ハートは、両手の人差し指と中指でハートをつくるポーズです。
慣れていないうちはやや不格好なハートマークになってしまいますが、慣れてくるとキレイなハートマークができやすいポーズとして人気があります。
もともとは「ヲタ活」で人気があったポーズのようで、推しのポスターと写真撮影する際にもよく使われているといいます。
落書きの際は、ハートの中に推しの名前を書くのが人気!
グーハート(ブルピンハート)
グーハートは、両手をグーにした状態から親指をたて、それを逆さまにしてハートを作るポーズです。
韓国の女性アイドルグループ「BLACK PINK(ブラックピンク)」のメンバーたちがしていたことで流行したため、BLACK PINKの愛称である“ブルピン”とかけて「ブルピンハート」とも呼ばれています。
グーハートを顔よりも前の方で作ると小顔効果抜群!といわれており、令和のティーンズたちの間では定番のプリクラポーズの一つとして人気があります。
普通のハートに飽きたときに重宝しそうですね!
今日好きポーズ
今日好きポーズは、片手で指ハート、もう片方の手で弓矢を作り「ハートを撃ち抜く」仕草をしているポーズのことです。
AbemaTVが配信する恋愛リアリティーショー「今日、好きになりました。」から生まれたポーズとしてティーンズを中心に人気があります。
1人でやることもあれば、指ハート担当と弓矢担当に分かれ2人で今日好きポーズを完成させることもできます。
これまでになかった斬新なポーズがウケているようです。
ルダハート(ほっぺハート・ハートの中に入ったよポーズ)
ルダハートは、片手でハートの半分を作り、それを頬にあてるポーズのことです。
両手で頬(顔)を挟み、顔全体でハートマークを表現するポーズなのだとか!
生みの親は韓国のアイドルグループ「宇宙少女」のメンバーである「ルダちゃん」であるため、「ルダハート」と呼ばれています。
プリクラだけでなく自撮りでも人気のポーズで、SNS上では「#ルダハート」や「#ハートの中に入ったよ」というハッシュタグと共に投稿されています。
ちなみに正式なルダハートは両手で頬(顔)を挟むのですが、片手のみでも「ルダハート」として成立するようです。
片想いハート
片想いハートは、2人のうち1人がハートの半分を、もう1人がグッジョブポーズをしており、2で紹介した「2人で小さなハート」を作ることができなかった状態を表現しています。
このポーズは生まれたのは2017年。
とあるプロゲーマーの方がコスプレイヤーさんと2ショットを撮る際に、グッジョブポーズをしてしまい2人で小さなハートを作ることができなかった写真が発端なのだとか!
うまくハートを作ることができなかったことから「片想いハート」というネーミングが付き2019年頃から流行り始めました。
ハート×グッジョブポーズの組み合わせが一般的ですが、他にもハート×ピースサインなどのバリエーションもあるのだそう。
プリクラ撮影時だけでなく、イルミネーションや夕日を背景に手だけ撮影した画像をSNS上へ投稿するのも人気があります。
なつかしいポーズはありましたか?
初めて知るポーズも多かったかもしれないですね!
以前はテレビや雑誌などから、「面白い!」「かわいい!」と思ったポーズを取り入れることが多くありました。
しかし、平成の終わりごろから令和にかけてはSNSを通じてポーズが誕生しており、主にTikTokやInstagram、そしてTwitterやYouTubeなどが流行の発信源になっています。
これまでに数々のポーズが誕生してきましたが、どの時代においても「かわいさ」や「小顔」追求していることがよくわかります。
今後はどのようなポーズが流行るのか、要チェックですね!