M・A・Cのファンデはカバー力がすごく、肌をきれいに見せてくれるんだよ!
当時の人気ギャル雑誌eggのモデルたちが愛用していたこともあって日本中のギャルたちに広まったのかもしれないね!
M・A・C(マック)は1984年、カナダ・トロントにて誕生したコスメブランドです。
正式名称は「Make-Up Art Cosmetics(メイクアップアートコスメティックス)」
設立者である、メイクアップアーティスト兼フォトグラファーの「フランク・トスカンさん」とサロンのオーナー「フランク・アンジェロさん」の2人が、撮影の際に納得できるクオリティの高い化粧品を自分たちで作り始めたことがきっかけで誕生しました。
そんなM・A・Cは、「すべての年齢、すべての人種、すべての性別」をテーマに、世界中の人々の肌の色に合うコスメ(主にファンデーションやリップなど)を多数発売しており、デパコス(デパートコスメ)の中でも根強い人気のあるブランドです。
M・A・Cがギャルたちの間で使われるようになったのは90年代後半のコギャルやガングロギャルの時代からです。
90年代のギャルといえば小麦肌!
当時、彼女たちのトレードマークともいえる小麦肌に合う(馴染む)ファンデーションが売られているコスメブランドはあまりありませんでした。
M・A・Cは世界中の人々の肌の色に合うコスメを販売しているブランドのため、ファンデーションのカラーバリエーションがとにかく豊富!
こんがりと焼けた小麦肌にも合う色味のファンデーションが豊富に取り揃えられていたことで、多くのギャルたちが使い始めたと言われています。
M・A・Cのファンデはカバー力がすごく、肌をきれいに見せてくれるんだよ!
当時の人気ギャル雑誌eggのモデルたちが愛用していたこともあって日本中のギャルたちに広まったのかもしれないね!
スタジオフィックスシリーズの中でも人気の高いこちらのパウダーファンデーションは、ひと塗りするだけでキメの細かいきれいなマット肌を手に入れることができるアイテムです。
平成ギャルたちにとって魅力しかないアイテムでした。
90年代から今もずっと人気のあるロングセラー商品です。
こちらのリキッドファンデーションも長いこと人気のあるロングセラー商品です。
毛穴やシミを完全にカバーしてくれるリキッドファンデーションで、余分な皮脂を吸収してくれる成分が入っているため、時間が経ってもテカらない✨
少量でも伸びが良く、カラバリ豊富な点も魅力的でした。
厚塗りメイクが当たり前だった平成ギャルたちは、リキッドファンデーション+パウダーファンデーションで重ね塗りして、絶対ヨレない無敵の陶器肌(マット肌)を作り上げていました。
ハイライトやチークとして使えるフェイスカラーパウダー。
中でも「ライトスカペード」というマーブル模様が特徴的なハイライトは、ツヤ感や透明感のある肌に仕上げることができるハイライトで白ギャル()人気がとても高かったです。
令和のギャル雑誌でも度々紹介されており、今もなお人気の高いハイライトです。
.白ギャル・・・肌を焼かず、むしろ美白を心がけているギャルのことをいいます。
肌を焼いている「黒ギャル」の対義語として使われています。
平成ギャルたちの間では、長年唇の色味をなくすメイクが流行っていたため、ベージュ系リップは鉄板アイテムでした。
中でもM・A・Cの「ミス」と「シス」は、ギャルモデルの愛用率が高いリップということもあり、多くのギャルがマネして使っていました。
「ミス」は白っぽいピンクベージュ、「シス」はヌーディーなベージュです。
どちらも店舗へ行っても売り切れていて買えないくらいバズっていたリップです。
90年代のeggで大人気だった青木のあちゃんや畑澤葵ちゃんが「シス」を、カリスマギャルモデルだった益若つばさちゃんが「ミス」を愛用していたこともあって、多くのギャルが手に入れようと必死だったアイテムたち!
筆者もMACへ何度か足を運んだけど毎回売り切れで買えないままギャル人生終わったよ…😭
2010年頃になるとドーリーメイクに合う青みピンク系のリップが人気となり、MACから期間限定で発売されていた「ピンクヌーボー」というカラーのリップを買い求めるギャルが多くいました。
また、令和の時代では深みのあるブラウン系リップが人気のようで、令和版nutsモデルたちもMACのブラウン系リップを愛用中とのことです。
スモールアイシャドウは、小さな容器に入った単色のアイシャドウのことです。
ギャルたちの間では2008年頃から注目されるようになりました。
このアイシャドウの魅力は、自分の好きな色味だけを選ぶことができるところ✨
それまでのアイシャドウといえば、同系色の薄い色~濃い色までがひとつのパレットに入って売られているのが当たり前。
全色使えればいいのですが、1~2色は使わない色(捨て色)も入っていることなんてザラでした。
しかし、こちらの単色アイシャドウであれば、自分の好きな色味だけを選ぶことができるため、捨て色なし!
定番色であるブラウン系のカラーだけでも何十種類もあったため、その中から自分の好きな色味を2~3色組み合わせ、オリジナルのグラデーションカラーを楽しむギャルが多くいました。
ブラウン系カラーの中でも「テンプティング」という色味はギャル人気が高い!ってマックの店員さん(美容部員さん)から聞いたことあったな~
あとは、アイラインをぼかすのに使える「カーボン」ってゆー黒色も人気でグラデ用の3色にプラスして買う子が多かったよ!
こちらのグロスは、唇をガラスで覆っているかのようなツヤ感の出るグロスです。
たっぷり塗るとツヤ感だけでなくぷっくりとした唇に仕上げることが出来ました。
このグロスの最大の魅力は落ちにくいところ!
通常のグロスは塗ってもすぐに落ちてしまうため、一日に何度も塗り直さないといけなかったのですが、M・A・Cのガラスリップは落ちにくいと評判でした。
リップの上に塗るのが一般的ですが、リップ+色付きグロス塗った上からトップコートとして塗るギャルも多くいました。
このグロスは頻繁に化粧直しをすることができないショップ店員さんたちの救世主的アイテム!
筆者の周りで2010年頃にショップ店員をやっていた友達みーんな持っていたアイテムだよ!
M・A・Cの化粧品はどれも種類(カラバリ)が豊富だったため、化粧品一式M・A・Cで揃えているギャルもいました。
また、ギャル系ショップの店員さんは化粧品(メーカー)を指定されることも多かったのですが、多くの109ブランド()がM・A・Cのコスメを指定していました。
.109ブランド・・・渋谷109の中にショップがあるブランドのこと
デパコスの中でもM・A・Cのコスメをたくさん持っていると羨ましがられたため、多くのギャルが憧れていたコスメブランドであったと言えます。
令和版のギャル雑誌であるeggやnutsのモデル もMAC愛用者が非常に多く、未だにギャルに人気がある代表的なコスメブランドだと言えます。