黒やグレーなどダークカラーがメインのクールでかっこいいファッションを好むギャルたちに人気のあったブランドといえば「GILFY(ギルフィー)」や「BACKS(バックス)」。
今回は「GILFY」や「BACKS」を中心に当時人気のあったクール系・かっこいい系スタイルをいくつかご紹介します。
クール系・かっこいい系が好きなギャルたちの間で流行したコーデは?
デニムのセットアップ
2008年頃は、デニム×デニムなど上下同じ素材で出来ているセットアップが大流行しました。
この流行を起こしたのが、109ブランド「BACKS(バックス)」です。
BACKSから発売されたセットアップは、ダメージ加工の入ったデニム素材のセットアップで「デニムonデニムはダサい」というネガティブなイメージを払拭してくれました。
このセットアップに「黒色のハット」と「ダテメガネ」をかければ当時人気だったクール系ギャルスタイルの完成です。
セットアップブームはその後数年間続いたため、デニム地の他にもチェック柄や迷彩柄、コーデュロイ素材など様々なデザインのセットアップが登場し、渋谷の街では多くのギャルが着ていました。
N3Bコート×ムートンブーツ
当時、多くのギャルたちに人気のあった冬の定番アウターといえば「N-3B(※1)」ではないでしょうか。
ミリタリーファッションで今も人気のアイテムですが、109ブランド「GILFY」から発売されていたN-3Bは、フードや袖部分にファーが付いていてカジュアルさの中にも女性らしさのあるデザイン。
ムートンブーツやニット帽と組み合わせたスタイルが人気でした。
.N-3Bは防寒性の高い米軍のフライトジャケットのことで、モッズコートに似た形をしています。
ロゴTシャツ×腰巻チェックスカート
ロゴTシャツやラグランTシャツにショートパンツやチェックの腰巻スカート(シャツを腰に巻いている風のスカート)を合わせ、ニット帽を被ったラフなスタイルも人気がありました。
全身を黒・白・グレー・青の4色でまとめるのがポイント!
足元にはエンジニアムートンブーツやヒール付きのスニーカーブーツなどゴツめのデザインのシューズを持ってくるのが定番でした。
多くのギャルが持ってた!流行アイテムは?
セットアップ
2008年頃に起きたセットアップブームにより、デニム地・チェック柄・迷彩柄・コーデュロイ素材など様々なデザインのセットアップが売られていました。
多くのセットアップは秋~春頃まで着られる長袖タイプでしたが、2010年頃には夏用も登場し、渋谷の街では年中セットアップを着ているギャルを見かけました。
N-3Bコート
クール系・かっこいい系・カジュアル系が好きなギャルならだいたい持っていたといってもいいくらい大人気だった「N-3Bコート」。
ファー付きでゴージャスな印象のN-3Bは防寒性も高く、冬の定番アイテムとして大人気でした。
ニット帽
この時代は多くの系統のギャルがニット帽を被っていた時代。
どんなコーデにもニット帽を取り入れるだけで旬のおしゃれコーディネートができました。
季節関係なく夏でもニット帽を被るのがおしゃれ!とされていたため、汗だくになりながらニット帽を被っていたギャルもいたとか…
クール系・カッコいい系ファッションが好きなギャルたちからは、ブラック・グレー・ブルーなどモノトーンや寒色系の色味のニット帽が人気でした。
スニーカーブーツ
ヒール付きのスニーカーのようなデザインをしているスニーカーブーツは、カッコいい系ファッションの定番アイテム。
ボーイッシュなコーデもヒール付きのスニーカーブーツを取り入れることで女性らしさが残ります。
長時間履いていると疲れてしまう…というデメリットもありましたが、ヒール付きのおかげでスタイルアップ効果もあり、多くのクール系・かっこいい系が好きなギャルたちがに愛用していました。
ムートンブーツ・エンジニアブーツ
ムートンブーツやエンジニアブーツはヒールなしのぺたんこシューズのため、とにかく歩きやすいのが魅力!
黒・茶色・白・ピンクなどカラーバリエーションも豊富だったため、クール系・かっこいい系ギャルたちとは正反対の系統の甘ギャルたちからも人気がありました。
2010年頃のギャルファッションに欠かせないアイテムだったといっても過言ではないくらい人気のアイテムでした。