ブランド

COCOLULU(ココルル)

  • 価格帯    4,000円~2万円前後
  • 洋服の系統  派手・カラフル・POP・ボーイッシュ
  • ギャルの系統 サーフ系・カジュアル系

COCOLULU(ココルル)は、カラフルな色使いでPOPなカジュアルスタイルが人気の109系ブランドです。

2000年代にはサーフ系ギャルブランドとしても多くのギャルたちから支持されていました。

ギャル雑誌「egg」や「Ranzuki」などでは毎月のように取り上げられ、eggの元看板モデルである川端かなこちゃん細井宏美ちゃん(ろみひ)、Ranzukiの元看板モデルである鈴木あやちゃん(すず)といった多くの人気ギャルモデルたちも愛用していたブランドです。

ココルルの代表的なアイテムといえば、「ケツルル」ことお尻の部分に“COCOLULU”というロゴがプリントされた存在感のあるボーイズデニムです。

全体的にダボっとしたデザインをしており、腰あたりでルーズに履く(腰履き)のが良いとされていました。

このケツルルはギャルだけでなく多くの中高生たちの間でも大流行し、2003年~2004年頃は街中ではケツルルを履く若者をよく見かけました。

筆者も当時中学生でケツルルばかり履いていた記憶があります。


2010年代になるとサーフ系よりもPOPなアメカジテイストが強くなり、原色や蛍光色のカラフルで派手なデザインの洋服が増えました。

中でも「C&L」とプリントされたケツルルスニーカーなどが大流行!!

以前よりも派手なプリントのケツルルがブームとなり多くのギャルが履いていました。

2013年頃には読モ(読者モデル)として活躍していたCOCOLULUスタッフたち3人によるユニット「COCO★GIRL」が誕生し、CDデビューするなど何かと話題性のあるブランドでした。


かつては渋谷109店や千葉県の蘇我ARIO、そして愛知県の名古屋近鉄パッセなど、日本国内に店舗が点在し、メンズやキッズのアイテムも展開していました。

そんなギャル文化を盛り上げてきたココルルですが、惜しくも2016年に最後の1店舗だった渋谷109店が閉店。

通販サイトも閉鎖しているため、現在はフリマアプリなどで購入するしかなさそうです。


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