派手な見た目がとてもよく似ているギャルとキャバ嬢。
たしかにファッションやヘアメイクにおいて大きな違いがないので「見分けがつかない!」「どこが違うの?」と感じるのは無理もないですよね。
しかし実際は、見た目への意識や立ち振る舞いなど、ギャルとキャバ嬢では異なる部分があるのです。
では一体ギャルとキャバ嬢ではどのような違いがあるのかを解説していきましょう。
ヘア&メイクに対するこだわり
ヘア&メイクにおいて、ギャルとキャバ嬢の違いをまとめると以下のようになります。
- ギャルは個性を重要視
- キャバ嬢は万人ウケを重要視
ギャル
ギャルにはクール系から甘め系そしてキレイ系まで系統はさまざまですが、いずれのギャルも共通して派手なものが好きです。
例えば、アイラインをしっかり引いたり、バサバサまつ毛を強調したり、目元がパッチリするようなメイクが特徴的ですよね。
ヘアカラーにおいては、ブリーチをしたハイトーンカラーを好み、それに加えてピンクや赤などの奇抜なカラーを楽しむこともあります。
このように派手な外見によって、一般の人から「近寄りがたい」というイメージを持たれてしまうことも。
しかしギャルは、たとえマイナスなイメージを持たれようとも、個性を大事にしながら自分好みのスタイルを変えることはありません。
キャバ嬢
一方のキャバ嬢といえば、濃いメイクや明るいヘアカラーが印象的で、一見するとギャルとあまり変わりがないように見えます。
しかしキャバクラという職業は、女性よりも男性と対面し、接客をする機会が多いものです。
濃いメイクとはいえ、奇抜なものではなく、清潔感がありかつ綺麗に見えるメイクの方がより男性に好まれる傾向にあります。
すなわちキャバ嬢は自分好みのヘアメイクをするというよりも、誰にでも受け入れられるようなヘア&メイクを意識する必要があるのです。
ファッションへの関心
ファッションへの関心において、ギャルとキャバ嬢の違いをまとめると以下のようになります。
- ギャルはオシャレが好きでファッションを楽しむ
- キャバ嬢はオシャレ以上に美容のほうに関心がある
ギャル
ギャルのファッションは、カジュアルなものからキレイめコーデまでバリエーションが豊富です。
オシャレ好きなギャルが多いため、流行を取り入れたファッションが特徴。それに加えて、ショートパンツやミニスカートなどの露出度の高いコーデを好む傾向もあります。
キャバ嬢
一方のキャバ嬢は仕事となると、華やかなドレスやセクシーなタイトワンピースを身に纏います。なぜならカジュアルなファッションよりも女性らしいファッションのほうが男性に支持されるからです。
しかし、プライベートでのファッションとなればギャルとの見分けは難しいでしょう。
では、決定的な違いはどこかというと、ファッションに対する関心の深さではないでしょうか。
キャバ嬢である以上はやはりお店のナンバーワンを目指すのは当然ですよね。
すなわち「可愛くなりたい」「綺麗になりたい」という競争心が強いため、美意識の高いキャバ嬢が多い傾向にあります。ヘアケアからボディケア、そしてネイルのケアまで見た目のメンテナンスには抜かりがありません。
コミュニケーション能力の高さ
コミュニケーション能力の高さにおいて、ギャルとキャバ嬢の違いをまとめると以下のようになります。
- ギャルは気さくでフランク
- キャバ嬢のほうがより話し方や姿勢が上品である
ギャル
ギャルは明るく気さくな性格が多いです。
誰とでもすぐ仲良くなれるところが長所ではありますが、目上の人にもタメ口でフランクに接してしまうところが欠点となる場合もあります。
キャバ嬢
一方、キャバ嬢はコミュニケーション能力が高く、かつ聞き上手な人が多いです。
また、愛嬌の良さが特徴で世渡り上手でもあります。「うれしい」「ありがとう」など様々な感情を素直に表現できるキャバ嬢は男性ウケも抜群。
それに加えてキャバ嬢というのは、ガサツな話し方ではなく、丁寧で綺麗な言葉遣いが求められるのです。
似ているようで実は細かな部分に違いがあるギャルとキャバ嬢。
個性が豊かで、周りの目を気にせず自分のために可愛くなろうと努力をするギャルに対し、キャバ嬢はプロ意識を持ちながら女性らしさを追求します。
よってキャバ嬢のほうがより美意識が高かったり、女性らしい話し方を意識したり、日々の努力を欠かすことはありません。
実はキャバ嬢には、人一倍の頑張り屋さんが多いのかもしれませんね。
この記事を読んで、少しでもギャルとキャバ嬢の違いに共感していただけたら嬉しいです。