世間のイメージだと「耳にピアスをつけている」のもギャル!のイメージなんだって~。ピアスって学生時代みんなあけたい願望を持っていたと思ってたけど、違うの!?
みなさんは「ギャル」と聞くとどのような子をイメージしますか?
「かわいい」「明るい」「ノリがいい」というポジティブな意見がある一方で、「うるさい」「口が悪い」「マナーがなっていない」などというネガティブな意見も多くあります。
派手な見た目から偏見を持たれやすいですが、根はまじめだったり、友達思いという素敵な内面の持ち主が多いです。
今回はそんなギャルたちの見た目の特徴などをご紹介していきます。
「ギャル」の由来
ギャルの語源は、英語で女の子を指す「girl」をアメリカの若者言葉にした言葉で、日本で使われ始めた1970年代頃は若さが溢れるハツラツとした女性のことを指す言葉でした。
そんなギャルが、濃いメイクに明るい髪色の渋谷を中心に生息しているいわゆる「ギャル」を指す言葉に変わったのは、1990年代のコギャルの頃からと言われています。
ギャルの特徴
メイクは目元がポイント!
昔のギャルと一括りにしても時代によってメイクに違いがありますが、どの時代も「アイメイクがとにかく濃い」という点が共通しています。
昔は目元をとにかく黒くした方がデカ目になれる!と思われていたため、粘膜部分にもアイラインを引きとにかく目元を真っ黒に囲んでいました。
また、つけまつげは重ね付けが当たり前!とされており、2枚(3枚)重ねにしたバサバサのつけまつげをつけていました。
髪色は金髪が圧倒的人気!
「ギャル=金髪」というイメージがあるように、昔のギャルは金髪にしている子が多かったです。
次いで明るめの茶髪やアッシュ系が人気で、ハイトーンカラーを好む傾向にありました。
髪型はどちらかというとロングヘアの子の割合の方が多い傾向にありました。これはロングヘアの方がアレンジしやすいためだと思われます。
ファッションは露出度高めで派手派手!
ギャルファッションといえば
- 流行アイテムを取り入れた派手な服装をしている
- 露出多めの洋服を着ている
- 冬でも生足でミニスカやショーパンを履く
- 厚底やヒール高めの靴を履いている
- 派手なアクセサリーを身に着けている
ギャルは流行にとても敏感な子が多かったため、トレンドを取り入れた最先端ファッションをしている子が多かったです。
また、ギャルはなぜか露出が好き!とくに足の露出は絶対で冬でも生足が欠かせませんでした。
おしゃれは我慢!の精神でしたね~
ネイルが異様に長くて派手
筆者的にギャルならではだったな~と思うのが「とにかく長いネイル」です。
筆者がギャルだった時代(2010年頃)は、ジェルネイルよりも長さを出せるスカルプネイル()が主流の時代でした。
爪を長くした方が指が長く見えるのと、イラストやラインストーンなどを付けられる割合(キャンパス)が増える!という理由で2枚MAXという異常なほど長くしたロングネイルが流行しました。
スカルプネイル・・・アクリル樹脂を自爪に塗り、爪の長さを出したり、好きな爪の形が作れる技術のこと。
ネイルのデザインは様々でしたが、ネイルに季節感を取り入れることが好きな子が多かった印象があります。
春は、ピンク系ベースのプッチ柄やバービーネイル
夏は、蛍光色やグラデーションベースにハイビスカスの3Dアートやヤシの木のイラストを描いたネイル
秋はヒョウ柄やツイード柄、ハロウィンデザインのネイル
冬は白ベースで雪をイメージしたネイルや、クリスマス・バレンタインをテーマにしたネイルなどが人気でした。
どの季節でもストーンをたくさん使ってギラギラ感のあるネイルに仕上げているのがギャルらしいですね!!
彼氏がいる子は左手の薬指に彼氏のイニシャルを入れるのも鉄板だったよね~。
ギャルはおしゃれに敏感な子が多く、洋服だけでなくメイクやヘアスタイル、ネイルまで全てにこだわりを持っている子が多くいたことがわかります。
周りに流されることなく、自分の「好き!」と思うことを貫き通すギャルのマインドは令和ギャルにも受け継がれているといいます。
時代と共にどんどん減少してしまっているギャルですが、若いうちしかできない貴重な経験として平成ギャルのような子が増えていく日が来るといいですね!