1980年創刊の、長い歴史をもつファッション雑誌「Popteen(ポップティーン)」。
10代を中心にカジュアルやガーリースタイルを提案し、今でも中高生の女の子に大好評の雑誌です。
そんな「Popteen」ですが、以前はギャル系のファッション雑誌として称され、ギャルを代表する数々の逸材モデルが輩出されています。
そこで今回は、かつて「Popteen」で活躍していた歴代の人気モデルをご紹介します!
益若つばさちゃん(つーちゃん)
見た目はギャルだけど海より室内が好き。ギャルが怖かったしパラパラも踊れない。毎日楽しいけど明日が不安だった。自分なんて必要なくなると当時雑誌も辞めた。無理して憧れ続けたギャルマインドは今も残ってるしやってよかったよ。だから内面とは別の見た目を繕う人の気持ちも理解できるし応援したい pic.twitter.com/JeFjuOsbiC
— 益若つばさTsubasaMasuwaka (@tsubasamasuwaka) June 10, 2022
1985年10月13日生まれ。
益若つばさ(ますわか つばさ)ちゃんは「つーちゃん」の愛称で親しまれ、ギャルカルチャーを牽引した言わずと知れた「Popteen」の看板モデル。
「つーちゃん=Popteenモデル」のイメージが強いですが、実はギャルファッション誌「egg」の読者モデルとして活動していたという過去も!
身長150㎝とモデルの中では小柄でしたが、セルフプロデュース力が群を抜いており、姫系・バービー系・カジュアル系など様々なジャンルの洋服をつーちゃん流にかわいく着こなす姿は多くのギャルの憧れでした。
つーちゃんが着用した洋服やアクセサリー、コスメなどは飛ぶように売れ、「経済効果100億円」や「つばさ売れ」と称されるほどの社会現象を起こしました。
そんな人気絶頂期である2008年2月、結婚・妊娠を機に「Popteen」を卒業。同年4月に第一子となる男の子を出産。
産後はPopteenの姉妹誌である「PopSister」でモデル復帰を果たしました。
モデル業の他にもコスメブランド「Candy doll(キャンディドール)」やアパレルブランド「EATME(イートミー)」を立ち上げ、多数のヒットアイテムを作り出してきました。
また、Milky Bunny(ミルキーバニー)というアーティスト名で歌手活動を行ったり、俳優としてドラマや映画に出演するなどマルチに活動されていました。
2020年には自信のSNSにて近年流行している「地雷メイク」をした姿を投稿すると、そのかわいさに悶絶するファン続出!!
現在も流行を発信するインフルエンサーとして多くの女子たちから支持されています。
小森純ちゃん(純ポ)
1985年11月22日生まれ。
小森純(こもり じゅん)ちゃんは「純ポ」の愛称で親しまれ、2003年から2010年まで「Popteen」モデルとして活躍していました。
「純ポ=Popteenモデル」のイメージが強いですが、実はギャルファッション誌「Ranzuki」の初代R’s(Ranzuki専属モデル)として活動していたという過去も!
PopteenではB系ファッションやカジュアル系ファッションを担当することが多く、つーちゃん(益若つばさちゃん)と共に人気モデルとして活躍していました。
「ギャルなのにプロ並みの料理上手!」というギャップの持ち主でもあり、クリスマスやバレンタイン企画などではおいしそうなレシピを度々紹介してくれていました。
2010年4月にPopteenの姉妹誌である「PopSister」が創刊されると、PopSisterの専属モデルへと移籍。
以降、同誌が休刊した2011年11月号までの1年半、 PopSister専属モデルとして活躍していました。
雑誌モデル業の他にも、数多くのバラエティ番組に出演したり、ギャルユニット「Juliet(ジュリエット)」のデビューシングル「ナツラブ」の一部歌詞を作詞したり、アーティストのミュージックビデオにも多々出演したりと幅広く活動していました。
私生活では「men’s egg(メンスエッグ)」で活躍していた元モデルの今井諒(いまい りょう)くんと2011年に結婚し、2人の子どもがいます。
現在は、ネイリストの資格を取得し、ネイルサロンを経営しています。
菅野結以ちゃん
popteen編集部にて
— 菅野結以 (@Yuikanno) July 3, 2014
現役時代の歴史の一部を発掘しました pic.twitter.com/zxYDSOdCtf
1987年10月6日生まれ。
菅野結以(かんの ゆい)ちゃんは、2004年の2月から2010年の5月号までの約6年間Popteenの専属モデルとして活動していました。
この頃のPopteenは、つーちゃん(益若つばさちゃん)や純ポ(小森純ちゃん)などの黒ギャルモデルが多く在籍していましたが、ゆいちゃんは白ギャルの代表的存在として人気を集めていました。
主にかわいい系ファッションを担当することが多く、長年に渡りLIZLISAの広告モデルも務めていました。
Popteen紙面で元ヤン(ヤンキー)・元バンギャ(バンドギャル)という過去が紹介されると、かわいいルックスからは想像もつかない過去の持ち主として話題になったことも!
2010年4月にPopteenの姉妹誌である「PopSister」が創刊されると、PopSisterの専属モデルへと移籍。
以降、同誌が休刊した2011年11月号までの1年半、 PopSister専属モデルとして活躍していました。
現在は、ファッション雑誌「LARME(ラルム)」やLARMEの創刊号である「PECHE(ペシェ)」のモデルを務める傍ら、アパレルブランド「Crayme,(クレイミー)」のプロデュースを手がけています。
舞川あいくちゃん
実家に帰るとある
— 舞川あいく (@AIKU0817_) January 1, 2024
懐かしい雑誌たち😊🫶💗#popteen#cancam#15歳からの思い出たち pic.twitter.com/AH7U43AxMS
1988年8月17日生まれ。
舞川あいく(まいかわ あいく)ちゃんは、2005年の6月から「Popteen」のモデルとして登場。
以降、「Popteen」の顔として絶大な人気を得ますが、毎夏恒例のイベントであった「アゲる!POP祭り2009」でPopteen卒業を電撃発表!!
会場にいた多くのファンが衝撃を受けました!
あいくちゃんは身長169cmとポップティーンモデルの中では背が高く、スタイル抜群のモデル体型の持ち主。
スラリとした美脚を活かしたデニムパンツにTシャツを合わせたシンプルカジュアル系ファッションやカッコいい系ファッションをよく披露してくれていました。
また、私服ページでは着回ししやすいシンプルな洋服に、おしゃれ小物(ストールやハットなど)を合わせた着回し述を披露してくれていたため、多くのファンが参考にしていました。
スタイルを維持するために、ストイックな生活を送っていたことでも知られています。
- 毎日朝夜の2回お風呂に入り、半身浴を1時間ずつする
- お菓子を自宅に置かないようにする
モデルさんとしてのプロ意識が高く、とても努力している子だな~という印象を受けた記憶があります。
そんなあいくちゃんですが、発表通り2009年2月号をもってPopteenを卒業。
その後「CanCam(キャンキャン)」の専属モデルとなり、度々表紙を飾るほどの人気者となりました!
CanCam 卒業後もファッション雑誌「steady.(ステディ)」や「美人百花」などでモデルの仕事を続けつつ、テレビやメディアの仕事もこなすようになっていきました。
現在は、フリーモデルやフォトグラファーとして活動中とのことです。
上記でご紹介したモデルさんの他にも
- 星野千恵ちゃん
- 星野加奈ちゃん
- 樋口智子ちゃん(ひぐとも)
- 秋山未来ちゃん
- 平野いえなちゃん
などのみなさんも同時期にPopteenの人気モデルとして雑誌を盛り上げてくれていました!
カリスマギャルモデルとして大ブレイクした「益若つばさちゃん」がテレビへ出演するようになって以降、「元Popteenモデル」という肩書きを持つギャルタレントをテレビで見かける機会が多くなりました。
芸能界への登竜門的な存在でもある「Popteen」。
次はどのような逸材モデルが誕生するのか、今後のさらなる飛躍に期待したいですね!