- 価格帯 3,000円~5万円前後
- 洋服の系統 フェミニン/甘辛カジュアル/エレガント/マニッシュ/リゾート
- ギャルの系統 お姉系/大人・きれいめ/クール系/リゾート系
LagunaMoon(ラグナムーン)はマークスタイラーが展開するレディースファッションブランドで、2006年に誕生しました。
プロデューサーは中場直ちゃん。(2018年からは別ブランドのデザイナーに就任)
2000年代初期、人気読者モデルやカリスマショップ店員がブランドを立ち上げてプロデューサーを務めるおしゃP(おしゃれプロデューサー)ブームが起こりました。
そんなおしゃPの一人が中場直ちゃんです。
ブランドコンセプトは「sweet&Sexy」→「PERFECT CLOSET」→「Renew myself」と年代とともに少しずつ変化していきましたが、いずれにも共通しているのが「計算されたMIXスタイル」。
固定観念にとらわれず自分らしさと遊び心をプラスした「MIXスタイル」が、LagunaMoonの提案するスタイルです。
平成ギャル時代のLagunaMoonは特に20代〜30代前半のきれいめギャルに人気でしたが、ブランドのコンセプト通り色々なスタイルが可能だったので、カジュアルにもフェミニンにも幅広い着こなしが楽しめました。
そんなLagunaMoonの代表的なコーディネートは、ふんわりしたシフォン素材のチュニックにデニムのショートパンツを合わせたスタイルです。
シフォン素材のチュニックは、ビジューやレースをあしらったモロッカンテイストやエスニックな要素を取り入れたものが特徴的でした。
デニムのショートパンツは、丈がかなり短く、ダメージ加工のカジュアルなものでした。
華やかなシフォン素材のチュニックにデニムのショートパンツといった甘辛コーデで、フェミニンだけどかっこよさもある、大人っぽいけど抜け感もあるといったMIXスタイルに仕上がりました。
他にも、マニッシュなハットが印象に残っています。
ジャケットなどマニッシュなアイテムに合わせるのはもちろん、フェミニンなワンピやカジュアルなデニムスタイルに合わせたりして好みのスタイルにカスタマイズするのがLagunaMoon流。
ほどよいスパイスをプラスして、ありきたりにならずに新しいスタイルを見つけることができました。
LagnaMoon創立5周年となる2011年には世界的スーパーモデル「ケイト・モス(Kate Moss)」をカタログモデルに起用し話題を呼びました。
LagunaMoonの「洗練されているけど、がんばりすぎていない、こなれた感じ」とケイト・モスの雰囲気が見事にマッチしています。
2014年からロゴが「LAGUNAMOON」に変わり、洗練されたニューベーシックスタイルのブランドへと変化していきます。
ギャル感はなくなっていきましたが、個性と遊び心を大切にしたMIXスタイルは継承されています。
現在も東京、大阪、名古屋等をはじめとする13店舗の実店舗があります。
また、オンラインストアでも購入が可能です。